
今日、東京都の新型コロナの新規感染者が250名を超えた、こうした報道の数値に驚かなくなった。北海道では100名を超える感染者が出るなど、全国的に感染者が漸増している。県内の直近の状況は、来県者との濃厚接触者が感染、今日は県内3件目のクラスターが発生した。まだまだ感染予防に気を抜くことはできない。
といって、巣ごもり状態では経済が回らない。兆円を超える予算で国も自治体も「それ行け、それ買え」と声を掛けている。急造の施策で問題点も指摘されるが、多くの人が掛け声に乗って行動し、それにより恩恵を受ける商店や企業も出ている。国や自治体から「カネが出る」というが、みんな税金、どこかで息づまるときが来るだろう。今朝の朝刊「コロナ影響 今年度税収数兆円減 国債増発」という見出しが裏付ける。
多種ある「Go Toキャンペーン」には、参加してみたい、行ってみたい、食べてみたい、やってみたいなど思いはあっても事情があって参加できないでいる。そんなあきらめの中で自治体の「プレミアム商品券」の引き換券が届いた。これは全所帯に申請などなくても届く。プレミアム商品券を入手するには1万5千円必要、そうすれば取り扱い登録店で3万円分の買い物ができるという内容。
引き換えは郵便局、窓口で引き換え数人の列に並ぶ。「プレミアム商品券引き換えのための現金が手元になければ恩恵にあずかれない」という会話が聞こえた。確かにそうだ、コロナ禍の今、そういう家庭もあるだろう。現金がないとプレミアム券は入手できない引き換え券になっている。税金の恩恵、何とか工夫はないのだろうか。