日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

挨拶と世相

2020年11月12日 | 生活・ニュース

 「元気にしとる」「コロナは大丈夫か」「何しよるかいね」、久しぶりに出会うとお互いの身の上検索から話が始まる。最近はマスク越しということもあり新型コロナが多い。「どこにも行かん」「子や孫が帰省しない」などどこの家も似たような状況下にある。それで「巣ごもりは我が家だけではない」と何となく安心するからおかしなものだ。

 報道では世界中で新型コロナの感染者が急増、いや激増しているが国内ではさしたる対応策は見えない。専門家会議の提言も、つまるところ自助政策を受けてか「感染予防は一人ひとりに責がある」ように聞こえる。これを抑えるのはワクチンしかないようだ。先んじたアメリカが成功したと大きく報道され、各国から期待されている。

 こうしたワクチンを信用しない人もいる。「インフルエンザワクチン接種を済ませたか」と聞くと「効きもせんので射ったことがない」と言う。「射ったことがないのに効き目が分かるのか」と聞き返すと「みんなが言よる」と無責任な話。高齢者には市の補助があり助かっている。接種後約2週間から5カ月くらいの期間は効果を維持するという。

 インフルエンザを昔は流行性感冒といい「流感」と言っていた。昭和33年ころと思う、全校生対象の映画観賞後に流感で休校になった。映画は初代南極観測船「宗谷」初の記録映画だた。今でいう換気のない映画館は拡散されたウイルスを吸い込むに十分な条件だった。マスクして観賞、そんな注意はなかったとおもう。今日、米軍岩国基地で11名の陽性者が判明した。油断はできない。
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