
二十四節気の初めは立春、きょうはそれから20番目、立冬から数えて15日目の小雪、この後は大雪、冬至、小寒、大寒と続く。北の国、雪国から雪の便りが届く頃だが本格的な冬ではない。ということで、雪といってもさほど多くないことから、小雪といわれるようになったそうだ。昨冬は降雪量が少なく、この地方のスキー場は困惑、閉鎖になったとこもある。この冬はどうだろう。
今冬も、北の国では降雪機のフル稼働でオープンしたというスキー場の映像を見た。私はスキー経験がないので、スキー場の様子は映像でしか知らない。それらは何れも気持ちよさそうに、そして格好よく滑っている。今年のコロナ禍でもゲレンデの上では感染の心配が少しは薄れるのかなと思う。
小雪でいよいよ冬の入り口に入ったことになる。昼間はさほど寒くはないが紅葉は落ち葉になり昼間は短くなる。今朝の日のでは6時51分、日の入りは17時04分とある。冬至まではさらに昼間は狭まる。日本も西洋化と科学的進歩でこうした季節感を生活に活かすことが少なくなった。特に農業で明日の天気などは衛星情報に頼っている。
「風邪には〇〇3錠」というCMが耳奥に残っているし薬箱に入っている。インフルエンザの季節になった。これは流行性感冒で流感と略され、流感は季語にもなっている。今冬はコロナがこれに加わるが、コロナで一句とはシャレにしても言えない厳しい状況になっている。市内の新たな感染者5名増え99名に達した。集計外の米軍基地も2名増え35名に、一層気をつけねばならない。