マイナンバーカードに関し困った、行政サイドでなくカードを持っている国民の声や事例が続いている。その割には、行政サイドで困った事例は発生していないからか、あっても公表できないのか表に出ていないようだ。それがないのならば、行政のためのマイナンバー制という主旨は通っている。
マイナンバーカードの相次ぐトラブルを受けて政府の個人情報保護委員会が、デジタル庁に立ち入り検査をするという。立ち入りは8月頃という報道があるが、なぜ即刻できないのか不思議に思う。報道の通りなら立ち入りまで、デジタル庁はしっかり対応できる。この立ち入りに関し政府の担当大臣は河野大臣という。検査を受ける側の大臣が国会で答弁とはこれまた不思議だ。
私はマイナンバーカード保険証を使っている。医療受付の窓口担当者は表示される内容を確認しなければならない。そのためには行っている仕事の手を止める必要がある。紙の保険証ではない仕事が生まれた。医院に備わっているリーダーも形式が複数ある。これも、26年ころにカード変更となれば使用できないようだ。無駄な投資が続く。
窓口で聞いてみた。するとカード保険証を使う患者は「ほんの僅かです」という答えだった。なんでもカードの時代だが、地域や患者の構成などで普及度合いは異なるのだろうが、システムが完ぺきでないところもある。ある医院で調整中の表示が医院を出るまで点灯していた。結局紙の保険証でこと無きを得た。時々あります、とは受付さんのすまなそうな顔だった。
(今日の575) 保険証を二つ持たなきゃまだ不安
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