山口県で最長の清流・錦川は国名勝・錦帯橋の架かる川として知られている。この川沿いを単線で走っているのが錦川清流線で錦町駅からJR川西駅間が清流線だが、山陽本線岩国駅まで運行される。山陽山陰を結ぶ陰陽鉄道の岩日線は工事中止になり第三セクターとして運行されている。
昨今は経営が厳しく、存廃を含めた検討会が設置されている。沿線住民はもとより社員皆さんが乗客増に向けて努力されているのは地元紙を通して知っている。そんな一環だろうか、錦帯橋から数分の所にある山口銀行錦帯橋支店で錦川鉄道社員の写真展が開かれている。
沿線の四季を写し撮った20数枚の写真、ユーモアあふれる絵手紙などが支店の待合コー内に展示されている。写真を見ると、沿線を知っているつもりだが、乗車して楽しみたいという気になる風景が撮られている。ちょっと立ち寄って見て下さい。FBでは「撮り鉄の渾身の作品」と紹介されている。
古い話になるが、17年前の春「清流線をPRしよう」ということで、同人仲間の数人が清流線全駅の桜の風景を撮り、大型のパネルにして西岩国駅と錦町駅で展示させてもらった。新聞のローカル面でも紹介されたが、清流線PRの先駆けだったのか、そんなことを思いながら展示写真を眺めた。
(今日の575) 単線に揺られ眺むる四季の川
平成19年当時の写真を見る事が出来ます
素人集団が 各駅担当を決めて 短い春を撮りました
その節はご苦労さまでした。
私も思い出し、自分のパソコンの展示風景の写真を見直しました。
実にいい思い出です、有難うございました。