能登半島地震で農業に漁業、酒造に輪島塗など地元を代表する産業が大きな被害をこうむり、それらの再建には長い日時を要するがその目処は分からない、報道を読みながらそんな感想を持っている。酒造では同業が設備を貸し、被災酒造会社に酒作りの機会を提供するという。こうした酒で通じ合う気持ちが再建復興を早めるだろう。
錦帯橋近くの観光案内所に市内にある5つの醸造会社の代表銘柄が並べてある。うち4つは清流・錦川の源流地域から瀬戸内海の河口近くまでで醸造され、それぞれの歴史を繋いでいる。このほかに知っているだけで2つの醸造元が閉まっている。能登の同業助け合う報道の後で紹介の商品を眺めると、長く酒が果たしてきた役割を思い起こす。
ところが酒席のことで、など言い訳しながらそこでのセクハラでやまない。購読紙の今朝のコラム欄。石油元売り大手「ENEOS」Gの子会社会長がセクハラで3年連続その地位を追われた、「酒の席で記憶にない」と言いながら。酒を作る人も作られた酒も決して望んでいない事を、地位も名もある人らが汚している。
私は日本酒をほとんど口にしないが、どちらかと言うと世にいう冷の辛口が口に合う。日本酒党の知人は「高価な酒が美味いのではない。己の口に合うのが美味い酒だ」といいながら、有名人がごひいきと言うだけで高値になる不思議を嘆いている。酒の産地は水と米を誇りそれに感謝している。それは貴重な自然が活きてその恵みをくれていることへの表れだろう。
(今日の575) 酒作り自然の恵み味にする
戻ってこの2,3日前から日本酒でお銚子1本
晩酌をしています。日本酒の美味さが伝わって
来ます。 晩酌によって食事も進み体重が減って
いたのがやっと止まりました。
夜は-6℃ 寒い夜には日本酒が一番だね~
父も毎晩、冷でコップ一杯2級酒を飲んでいました。私は晩酌をやりませんが親父の美味そうな顔は思い出します。