午後3時前、出先から徒歩で帰宅する道すがら人影は全く見られず。いつも閑散とした通りではあるが、何か感じが違う。それに促されるように私も少し急ぎ足で帰路を急いだ。
今日は天皇御即位の「祝賀御列の儀」。上皇陛下上皇后御成婚のころにこの地ではTVが受信できるようになり、地方にいてその祝賀パレードがみれる様になった。1959(昭和34)年4月10日と思うが、その日は仕事で中継を見ることは叶わなかった。その後の祝賀パレードはチャンスがなく見ていない。
帰宅したら中継は始まっていた。厳粛な行列のなかに今風の光景が織り込まれている。天皇皇后両陛下の親しみに満ちた姿が画面に満ちた。沿道で祝福する皆さんと言いたいが、撮ることに夢中な姿もこれまた画面に映る。同じパレードがこの次いつか分からぬだけに貴重な映像記録になるだろう。
無事に終了し関係者は安堵されただろう。中継を見ている方もそれに似た気持ちだった。録画できないこともあり、中継画面からしっかりカメラ撮りをした。編集をして残しておこう。