空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

めもにっき

2010-06-11 19:43:39 | Weblog
リアリズムと防衛を学ぶ 普天間問題と政治主導のために足りなかったもの

 チャンスの一つは,先だってものっそ拡大されて・使いどころもないまま縮小方針になったらしい博士課程のなかのひとたちの活用にあったかとは。大学院重点化の結果生まれ出てきた世代は,まあ今でいえば40以下くらいかな。「新進気鋭」の文字が消えつつあるような世代。

 これら学問的訓練を経た人々を活用できていれば…とは学者世界側の人間の夢想ではあります。博士がぞろぞろ出始まった時期に,これらの人々を使いはじめていたら…今頃は成功例と失敗例とがそこそこ出そろってきてたんではないかと。もすこし,頭のよい議論が聞けていたのではないかと。

 しかしなあ。自民党は官僚組織と二人三脚でなんとかコトをこなしてきたんでしょう。だから民主党は官僚組織を嫌って政治主導とか言ったんでしょう。民主党が,では官僚組織に替わる頭脳集団を確保してきたか,確保できるかといえば,

 …『二番じゃだめなんですか』的なアレで専門家一般から総すかん食らったかと思われますなー。いや,事務室の事務員さんがヒートアップしてたくらいですよ,あの発言については。こんな中,民主党一般が調達できる人材って,どの水準になるかなーとは危惧するところ。

 …社民党あたりは,自分のところで求めるような人材を調達できる可能性は大いにあると思いますが。それなりの歴史と伝統と,それなりの役割に応じた人材を。


 さて,そんなわけで私にも役割に応じた任務を与えてほしいなあとか。たぶん私,学務は向いてないー。いや失敗から学んで行けということはあるわけですがー。
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