空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

ゲイの教頭さんが辞任に追い込まれる例

2018-09-28 18:22:09 | Newsメモ
 名門男子校でのことだとか:

BBC Gay Zimbabwe teacher resigns after death threats 27 Sep 2018

A gay teacher at a top Zimbabwean boys' school has resigned after death threats and pressure from parents.

 いやあの、ゲイというのは、肉体が男で中身の性的対象が男に向かうというものと思われ、それは別に男と見れば襲い掛かるとかいう性的ブラックバスか男を襲ってないと死ぬとかいう性的サメのよーな生き物ではなくてだな。

Some parents threatened legal action against him in a country where homosexual acts are illegal.

 …ああ。まだホモセクシャル行為が違法なのか。いやまあ、そりゃあまあ、反対運動くらいは起きるか。しかし殺すぞ、的な脅迫状まではちょっと。
 日本でたとえれば、大麻解禁主義者の中学校教頭とでもいった感じになるだろうか。まあ辞任要求くらいは出るだろう。しかし殺すぞ、とまでは…?

Former President Robert Mugabe was most outspoken against gay rights, describing gay people as "worse than pigs and dogs".

 とまあ、我々世代から見れば”旧世代の偏見”がつい先日までバリバリ現役であったわけでもあり、ジンバブウェでのLGBT運動は前途遼遠といったところか。


 なお偏見の存在と囚われない精神でモノをみることの大事さを教えてくれる例をひとつ:





 ちょっと笑ってそして勉強するネタを発見する私。
 ぶん殴りたい相手を幼児性愛者の性自認男の身体男で設定して、「さあぶん殴ろうか」と身構えたら…という例。この場合、性自認男の身体女であれば殴れるかも…とか思えたりすると、もー相手の自己申告を待たなければ殴りもなにもできなくなるので、せやから様々な可能性を考えたうえで一貫性のある態度を形成しなければならんのだと。そうする知的労苦を抜きに、ただ誰か気に食わないやつをぶん殴って憂さ晴らししようというだけのアタマだからおちょくられるのだと。そう、気付こう?

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