空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

見た記事メモ(東洋経済・選挙前の分析記事)

2012-12-16 23:58:32 | Weblog
東洋経済 総選挙が「左派」に最後のとどめを刺す マイケル・グリーン氏が語る日本政治 ピーター・エニス東洋経済特約記者(在ニューヨーク)2012年12月13日

 日本の政治は基本的に中道右派に向かうであろうとする。私もそのように考える。

 上掲記事2頁目から:

民主党は、日本は分配重視型の経済政策に回帰すべきだ、と訴えて政権に就いた。しかし民主党には経済を成長させるための戦略がなく、経済界ではフラストレーションが高まった。民主党の政策は行き詰まり、支持を失っていった

 昨夜,タクシーの運転手さんは大変に熱弁をふるっていた。私(たち)は,いや多少はより支配的な存在に思われるかもしれないが,実際は同様の労働者に過ぎない。アカデミックであることは,別にポリティカルに力を持つことを意味しない。しかし彼は,そうであっても,切々と訴えていた。

 この数年の民主党の政策は,彼ら普通の労働者の期待に応えなかった。
 といって,”安倍さんになったからといって,すぐ良くなるとも”限らない,自分はどこに投票するか決めかねている―と言う旨,彼は延々と語ったのだった。

 上掲記事3頁目から:

民主党は、図らずも成長促進策の必要性を認識するに至ったが、いまだに経済を成長させるための明確な戦略を持っていない

 ―「図らずも」と言われるようでは,ね。
 他に:

自民党が党の総裁として安倍氏を再登板させた主な理由は、中国に対する懸念だ

韓国の李明博大統領も、竹島への上陸と、天皇に関する無礼な発言により、安倍氏の返り咲きに少しばかり寄与したといえるが、中国の影響とは比較にならない

 いや申し訳ないんだが,私もこの論者と同様,(世間の若い衆がいうほどには)韓国の影響力を重視しない。李明博大統領の乾坤一擲の大博打,竹島上陸は,尖閣問題の前では吹かれて飛ぶほどの話に過ぎない。そこに,ひとつは彼の判断の軽さと,韓国のおかれた位置とがほの見えるように考える。
 同じ東アジア同胞について思うには,辛いことだが。

 なお:そうへい@soheeeeey 他に書くことなかったのかwww だそうだが―「カレー作りに 異 様 な 情熱」と,ネガティブキャンペーン寸前の(いや普通「異様な」はないだろう)書きようをされても,なんか許してしまえそうな納得してしまいそうな,そんな可愛らしい顔しているのは得ですよね石破さん。

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