とある大先生のとある基調講演の最後に「ここまで聞いてくれた皆に良いことを教えよう」ってんで、突如として
— Kaita ITO / Zepto (@Kaita_ITO) 2017年5月6日
「科研費の当て方!」
というスライドが始まり大興奮。しかし要点は「審査する方もダルいから見易い丸ゴシック体で書け」だった。
…で、ホントに当たるんだ。それ以来。
「審査委員は申請書をちゃんと見ない」というのはコンサルティングの時にさんざん言っているが、私が審査するときは泣きながらちゃんと読んでいる。見やすい申請書はそれだけでポイント高いが、最後には上位を絞り込むので見かけだけの申請書はそこで落ちる
— Akinori Ito (@akinori_ito) 2017年5月6日
要は、「あと一歩」が問題の時には、見栄えのよいほうがよいように書けているように見えるっぽいという話なのだろう。前者の先生の場合、詠みやすさをちょっと意識しただけで通っちゃう水準なのだろう。落ちたとしても確実に「A」な感じ。なので、見せ掛けだけのものはともかく落ちる、と。
ちなみに自分的には「海外よりも研究費が取りやすいぬるま湯なのに文句言うな」ということが言いたいのではなく、「研究時間が削られるぞ」問題は深刻なんだけど、他方で研究費とりやすいし業績評価はぬるま湯だし、トータルすると(うまく使えば)そんなに悲観することもないのではないか…くらい。
— ToruOga( o ̄▽)o<※ (@toruoga0916) 2017年4月13日
法人向けの大型の補助金は基本的には出来レースのようなものだし、科研費でさえまともな研究者で落ちる人なんているの?というレベル。 https://t.co/1iIerT708E
— 増田の准教授 (@ProfMasuda) 2017年4月6日
さすがに落ちる人なんていないというのは言い過ぎにしても、代表ではなくて分担も含めれば、たいていのまともな研究者は科研費の配分を受けているだろう。
— 増田の准教授 (@ProfMasuda) 2017年4月6日
鬼のような発言である。いやまあ旧帝大なら9割は代表で取れてたりするんだろうけど。だから基礎的な経費だ、という言い方もできるんだけど。けれども地方国立大だと、採択率30%位からだったりするし…。
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