空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

アムネスティが対ソマリア武器禁輸に関する厳しい態度を求める

2010-01-21 19:10:10 | ソマリア関連
BBC news Amnesty International urges tougher Somali arms checks 21 January 2010 By Will Ross (Nairobi)

 アムネスティ・インターナショナルはソマリア暫定政府に与えられる軍事援助について,より厳しいコントロールを求めた。同団体が言うには,[援助された]武器はあまりにしばしば民間人に対して使用されるか,でなければ政府に反抗する諸グループの手に落ちるのである。

 現在,ソマリアには武器輸出禁止令が発令されている。しかし国連の同意とともに,武器弾薬が,イスラミスト民兵の攻撃下にある政府に送付されている。ソマリアはすでに武器にあふれかえっており,そして諸武装団体が覇権を得ようと戦闘しているのである,しかし国際社会が苦境にある暫定政府を支えようとするにつれ,より多くの武器が運び込まれる次第である。

 昨年,米国は武器弾薬19トン供給し,武器禁輸の例外適用要請がなされればさらに多くを供給するであろう。アムネスティはソマリア政府への武器供給を差し止めるよう求める。というのも,そうした武器は民間人への無差別攻撃―とくに迫撃砲が用いられた場合に―に用いられるからである。

 さらには,武器の一部は反政府の民兵に流れる―その一部は,兵らの鞍替えによるものであるが―のである。暫定政府は,数千のAU兵に護られているが,彼らなしには存続不可能と信じられる。但し,軍・警察要員の能力増強の努力は続けられているのである―

 …ここまで珍しく真面目に訳を作ってみましたが,以下略。

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