空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

科研費話(ポピュリズムの果てに文革かポルポトかなにかに陥りかねないなあとか)

2018-03-09 20:47:26 | Weblog


 そんな場合、「オレは国民だぞ」というのが定番の御主張。「国民主権というじゃないか」:



 ところが、その目の前にいる研究者と言うのも、相当な確率で国民であり、納税者だったりする。そしてその専門領域において誠実に仕事をすること、12月31日深夜23時45分に膝を没する雪が降るなか、はしご車を繰り出して停電の修理をする電気屋さんと、理屈は等しい。あれほんとに大変そうだったなあ。仕事帰りに見てたけど。



 これについても、相互に(現時点の)研究の最前線にいる者として、斬新さや新規性にも注意して評価するのだ…という建前ではある、だろう。
 まあ、完全なシステムなんてのはないし、ちょいちょいシステムを変えつつ、いろいろ試しつついるのが我々の社会だなあとか、アルファブロガーにはなりそうもない当たり前のことを書いておく。

 少なくとも、若手については大改革しましたしね。「博士受領後8年までが若手」というアレ。業績のない「後期若手」に大量に引導をわたしつつ。

 でまあ、この手の運動をする人たちってのはこういう風で、という:



 たしかそれ、審査員リストって、公開されてるはずじゃないか(呆れた顔)。見たことがあるぞ。調べることもできないのか。

 …今現に審査している人は明らかにされないが。当たり前だ、下手にわかったら、買収だのなんだの起こりかねない。基盤Bくらいまでならともかく、基盤A(以上)では買収してもモトがとれそうだし。

 …権力関係を利用しての圧ってほうが現実的かな。

 ともあれ、最近のこうした運動の人たちをみるに―



 ご商売のひとたちとからみつつ、ポルポトか文革かスターリニズムかナチズムみたいなアレのようで、アカを滅ぼせと呼号しているらしい人たちのすがたがまさしくそのアカの典型的独裁の手法に似通ったり、ああそういえばマッカーシズムってのもありましたよねアカが元気なころにとか思い起こしたりする歴史学習者である。

 右の極端と左の極端は日付変更線をはさんでいがみ合ってるとはよくもいったものだ。

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