空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

昔のメモ。

2016-12-12 19:50:40 | Weblog
 過去のメモをさらってみた。メモ帳の奥底に置いたままだと検索にも難なので、ちょっと書き出しておく。

----- ----- ----- -----昔のメモ1
日経ビジネス ねじ曲がったプライドは一生直らない 憤りを外にしか向けない部下、持てあます上司 遙 洋子 2011年7月22日(金)

 自分が「この私」でないことを祈るばかり。
 …いやむしろ上司の無茶を解決する係であるかと思われるけれど。

自分の思う自分の社会的位置と、社会で値踏みされる位置は違う。自任と他者評価は違うことに疎いタイプが少なからずいる

 うむ。「「人を何だと思っているのか」と憤る」ことは、私にも割りとある。「何を考えているんだ、私だぞ」、「うまく使え」。いやはっきり何人かには『私をうまく使うのが成功の道です』と明言したけど。
----- ----- ----- -----昔のメモ1ここまで

 …何人かは,確かに私をうまく使ったなあ。

----- ----- ----- -----昔のメモ2


 同意する。
 なお私は担任として自分の担当の子について”嗚呼なにとぞ今一度彼にチャンスを! というのも彼は…”と弁護に務めることが多かった。これは弁護人の役割というふうに喩えることができるだろう。

 ところが私を”情に訴えかけて同僚を口説き落とす学生至上主義者”のように思ったりしたひとがいたようだが、いざ任務が変更になったら、検察官ばりにというか、”何ゆえにこの学生は罰せられねばならないか、その根拠となる法はこれで問題となるとしたらこれ、まあならないわけだがそれでも倫理的問題についてはこれ…”と長大な文書を作成したりしちゃって、当該学生の担任が泡食ったとか。

 判決に情緒は不要。少なくとも主導的な位置を、印象的な位置を占めてはならぬ。
 為すべき任務を果たすのが第一義である。
----- ----- ----- -----昔のメモ2ここまで

 というメモ。そして

----- ----- ----- -----昔のメモ3

----- ----- ----- -----昔のメモ3ここまで

 これはこれで。

----- ----- ----- -----昔のメモ4




 私の立場はむしろおおや先生のほうに近いか。
 ミッション再定義で、ある程度の機能の統廃合、選択と集中が起こるであろうと思う。そしてそれは必要でもあろうと思う―ただ、教員養成課程(及び再教育機能)は、各県にないと困るだろうなあ。

 いやそりゃUniversityだからとはいえ、岩手大に敢えて医学部を設置する意味・意義はどれほどあろうか。それなら、隣県の秋田なり、宮城なりに医学部機能を充実させ、岩手には(秋田では手薄っぽい)農学系統を充実させるとか。

 それと同じ理屈で、文系学部についても、一定の”分け持ち”をさせる・するというのはアリだろう。
----- ----- ----- -----昔のメモ4ここまで

 でこんなメモを書いたりしたのだった

----- ----- ----- -----昔のメモ5


 学部・学科~講座・研究室~研究グループ~教員個人の有用性を立証する、という具合に各段階で問われるものと理解する。

 教員個人について言えば、配給された給料ないし校費に対してどれだけの貢献度があるかというところから始まるわけだ。次いで、(学会発表・)論文・モノグラフ・単行本など学術的アウトプット、新聞や概説などメディアへの一般向けのアウトプット、外部からの研究費受領件数・額あたりが問われるか。
 ここらへんが上手く行っていれば、少なくともその学術領域内部での研究テーマないしその個人の優位性の度合いがわかることになる、だろう。

 なおこの際、外部研究費について言えば、企業(の財団)さんからもらえるかどうかというのは、社会の求める方向性と合致するかどうかを測る指標になるかなと思う。

 以上のことから、現在、私ないし私の研究グループは、まあまず及第点以上と思われる。

 で、講座・研究室単位での有用性の証をたてる…レベルは、私には無理だな。いや視野には入れて、方策を模索してはいるけど、そもそも責任持つ位置じゃないもん。



 うん、SOASだいじ。SOASだいじ。
----- ----- ----- -----昔のメモ5ここまで

----- ----- ----- -----昔のメモ6


 ある意味、無害なのでありがたい。影で文句だけたれる学科長とか要らん。





 きちんと教育・行政等実務をしてくれるなら良いのですが。
----- ----- ----- -----昔のメモ6ここまで

----- ----- ----- -----昔のメモ7
吐息の日々  ■[人事管理]L型大学の話 2014-10-31

 我々のようなところでは、できもしねえ研究をテーマにして”ぼくは研究者なんだあああ”と唸って研究している気でいられたりするのは、それは端的に「無能な働き者」なのである。

 で、本務校の勤務時間に本務校にいない、という「面白い」状況が起こる。そしてそのしわ寄せはこっちにくるのである。なお「ボクの任務は教育だから☆」という人々は、この場合「無能な怠け者」であって、その限りにおいて挙動等々が計算可能なので、その点はありがたい。

 そんなわけで、ちょっくら教育について目覚めてもらう、のは、本人にとっても学生にとっても益のあることであり、私は上掲の施策についてやや消極的な賛同をする者である。
----- ----- ----- -----昔のメモ7ここまで

 いや,ちゃんと教育活動をしてくれる人はいいんだ。本当に必要なんだ,そういう人たちは。
 要らんのは,研究している気になっている程度の人とか,教育を求められれば「研究者だから」と言って誤魔化し研究を求められれば「教育者だから」と言って逃げるような人とか。

----- ----- ----- -----昔のメモ8
 今でさえ証明書類の数が結構あって、国外の人にこっちのルールに合わせてもらうのに苦労するのである。これ以上厳しくされても困るなあ。

 というか、だいたい、相当部分で私費でやってるからなあ。
 国外の人に講演してもらった講師代とかも、事務方が「出せます」といったというのでお任せしようとしたら、先方の口座番号を教えろだの税金の国際協定に関わる署名を出せだの。先方の国のトップランクの大学の教授に、そんな手間、掛けさせられるかよとか。10万とかならともかく、2万いかないんだ。手間賃のほうがよけいに係るがな。

 …まあ、自分についてはできるだけ真面目に領収書等取ります。170円位の電車代あたりから、できるだけ真面目に。……そこまでがちがちに取らされるのですよ。取ってこないと始末書・弁明書をつけなきゃいけません。

 ともあれ、これは東工大の割と偉い方がアレなことをしでかし・さらにしでかしたことに対応したものらしく。となるとこの件は事務さんの責ではなく。我々は、最大の敵は無能な味方である、ということをよくよく肝に銘じるべきではないかという気に。あれだね、無能な働き者なんだね、アレなひとは。
----- ----- ----- -----昔のメモ8ここまで


 そろそろ、外部資金を貰ってくる努力をすることに、大いなる疑問を持つようになってきた。

 だいたい、外部資金を絶対的に必要とする(らしい)のは、理系じゃないか。工学系か。なのに、なんで取ってくる努力をしてないんだ。というか、努力したつもりになってるんだ。

 いやまあ、文系の業績を業績と認めないというのは勝手だし、自由だよ。けれど、「今日も工学者であった」という程度で留まっていては、研究業績もなにもなく、結果、工学者ではありえないものになりはしないか。

 んで、私はキリキリ論文書いて書類書いて通して、わけのわからない監査に苛まされ―。

 …転職サイトを見るようになるのである。

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