島根の大規模避難勧告―県民のおよそ半数を対象

朝日新聞 島根・鳥取で避難指示30万人　観測史上最多の猛烈な雨 2021年7月7日 10時17分

「梅雨前線の活動が活発化している影響で7日早朝、島根県と鳥取県を中心に「線状降水帯」による1時間雨量80ミリ以上の猛烈な雨が降った。7日午前7時までに松江市と島根県出雲市、安来市では観測史上最多の3時間降水量も記録した」

「気象庁は7日早朝から、島根県東部、鳥取県中部と西部に、線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いているとして、「顕著な大雨に関する情報」も発表した」

「島根県によると、午前8時現在で松江市、出雲市、安来市、雲南市の4市の計約13万世帯、約30万人に避難指示が出された。鳥取県でも、午前9時現在で江府町、三朝町の2町の計約1300世帯、約3400人に避難指示が出された」

　ところで島根の人口は66.5万人ほど。約30万人に避難指示って、それもう全県民の半分くらいじゃないか。エクソダスかなにかか、それは。
　…東部のほぼ全域といったところか。要は山間部にはもはやほとんど人がいないということか。具体的には、雲南市（約35000人）の奥、奥出雲町には11000人ほど。

　松江市だけで22万人。

　…避難する先もなかなか大変そうで―県の研修施設のようなものを作って、いざという時のための避難所として確保―なんていうのも、まあこの数だと無理だよなあ…。
　…「田舎」の雇用対策にも、まあまあなり得るかなと妄想したけれど、そういう予算は許され難くなって久しいしなあ…。