空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

涜神罪は死をもって償われよ―アフガニスタン

2008-01-27 00:37:17 | 本・論文・研究メモ
 アフガニスタンの地方法廷は,23歳のジャーナリスト・バルフ大大学生Sayed Perwiz Kambakhsh(23歳)に死刑判決を下す:

BBC news, South Asia Afghan 'blasphemy' death sentence 23 January 2008

 2007年に逮捕されたもの。彼はネットから神を冒涜するmaterialをダウンロード,これを配布したと嫌疑を掛けられたもの。被告は罪を認めたという。

 裁判官Shamsur RahmanがReutersに語るには,「第一審では―イスラム法によれば,Sayed Perwizは死刑を宣せられる。しかし,彼はその最終的刑罰の決定までさらに3審を経由することになる」。

 なおBalkh副司法長官Hafizullah Khaliqyarは他のジャーナリスト等にKambakhshuのサポートをしようとする者は逮捕されると警告する。尤も,AFPの伝えるところでは,彼の家の外にジャーナリスト等が集まった由。

 判決は保守的イスラム教師らには歓迎されるが,国際的人権団体には非難される。カルザイ大統領は,手遅れになる前に介入するよう,求められる。

 ジャーナリストのことではありますし,今後,継続的にニュースになるかもしれません。ご兄弟も不当判決を主張,国際的な援助を求める旨,述べるようですし。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« カルナ大佐はパスポート不実... | トップ | AU peacekeepers は地雷で負... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

本・論文・研究メモ」カテゴリの最新記事