空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

バイドアのアルシャバブは援助団体の活動を認める:ほか一件

2009-04-01 22:08:05 | ソマリア関連
Garowe Online  Al Shabaab 'permit' aid groups to work in Bay, Bakool regions
29 Mar 2009

 バイドア発,3月29日。人道援助団体の活動を登録制にしようなど,支援活動抑制気味であったソマリア南部バイドアのアルシャバブ政権は方針を転換,自由行動を認める方向に。当地のアルシャバブ報道担当Muktar Robow "Abu Mansur"が記者会見で声明。地元長老からの圧力があった模様。

「我々はバイ・バクールで援助機関が自由に行動するよう求める。何処から来たのであってもだ」と国際的援助団体に言及しつつ述べる。現地住民が物資を必要としているのに鑑み,アルシャバブによる援助団体監視部門は廃止するとのこと。

 最近,地方を視察に言ったのだそうで,「私は彼ら(援助団体員)が人々を救援しているのを見て,幸せな気持ちであった」とする。

 もともとアルシャバブは援助団体関係者を危害することで悪名があったところ,先日はならず者に捕獲された援助団体関係者を解放するなど,最近,アルシャバブは援助機関関係と良好な関係を取り結ぼうと努力することにしたご様子。

Garowe Online  President travels to Qatar after a one-day stop in Mogadishu
29 Mar 2009

 モガディシュ発,3月29日。ソマリア大統領Sheikh Sharifは日曜,東アフリカ各国歴訪を終えたばかりにも関わらずカタールへ向け出立。これはカタール・ドーハでのアラブ会議に出席,援助を要請するため。外交団には先日の暗殺未遂事件を生き残った内相Sheikh Abdulkadir Ali Omarも含まれる。

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