47NEWS 沖縄県立看護大学教授が出張旅費66万円不正に受け取る HPで公表 教授は退職 2018.9.28 12:23 琉球新報
琉球新報 沖縄県立看護大学教授が出張旅費66万円不正に受け取る HPで公表 教授は退職 2018年9月28日 12:23
「沖縄県立看護大学(嘉手苅英子学長、那覇市)は28日、同大教授が2015~17年にかけて出張旅費を計66万5580円不正に受け取っていたと発表した。ホームページにこの元教授の氏名と調査結果を公表した」
「元教授は航空券を二重に予約して高額な領収書で旅費を大学に支出させ、実際は安い航空券や無料の特典航空券を使って差額を得ていた。不正使用は21件あり、日本学術振興会の学術研究助成基金助成金(科研費)と県費(教員研究費、教育費)から支出された」
まず、定価?の、高額な状態で予約し、支払い、その領収書を事務に持っていって実費請求(というのかな、用語法は、私は詳しくない)する。
次に、その当の予約を解約し、しかし同時にその全く同じ便の同じクラス(エコノミーのはず)の、何かの予約特典でより安い、できれば同じ席を予約する。あるいは、溜めてたマイルで割引を得る。
…という理屈だけはわかるが、しかしどうやれば実現できるのかがわからない。
あえて早割等々を外すのは、そりゃまあ可能なのかもしれないが、そこは事務が見破らないか、ふつう。
「2015~17年にかけて出張旅費を計66万5580円」、しかし「不正使用は21件」であって、単純計算で一回当たり3万円ちょっとか。簡単にできる手口を発見したなら、まあお小遣いとしてちょっと心が揺らぐかもなあという額だが、一年あたり22万。
…つまり、一年あたり73万の科研費をあてた場合の間接経費に相当する。
間接経費がそのまま研究者の研究費に戻されることはまあまずないものかと思われるが、一部「割戻金」があることがあり―それがいくらか、どの割合かにもよるが、どっちみち、基盤Cを安定的に頂く限りにおいて、年間20万円の自由裁量研究費は確保できるものと思われ…
…あえて不正使用する動因は、一般的には薄いと思われる。
すくなくとも私なら、研究成果を盾にあっちこっちから研究費をいただくほうが話がはやい。
なにしろ自分の趣味にあった研究で実績をあげれば、その趣味に資する本なら公費でばっかばか買えるのである。そしてそうした資料はその目的だけではなく、ほかの目的―次の研究―にも資するのであって、それらはつぎつぎ富(研究実績と研究費)を産むこと、まさしく投資の如くである。
これ、むしろ事務さんがしばかれる案件じゃないかなあと思うのだが、どうだろう。やった当人は当然しばかれるにしても、おそらくは手口自体はさほど高度なものではない。というか、特段悪質と評するほどでないらしい(もしそうならもっと情け容赦ないしばきかたをするだろう)。
…なんでこんな単純な案件を見逃したんだと、旅費係がツメられるほうがきっついのと違うかなあ…。
琉球新報 沖縄県立看護大学教授が出張旅費66万円不正に受け取る HPで公表 教授は退職 2018年9月28日 12:23
「沖縄県立看護大学(嘉手苅英子学長、那覇市)は28日、同大教授が2015~17年にかけて出張旅費を計66万5580円不正に受け取っていたと発表した。ホームページにこの元教授の氏名と調査結果を公表した」
「元教授は航空券を二重に予約して高額な領収書で旅費を大学に支出させ、実際は安い航空券や無料の特典航空券を使って差額を得ていた。不正使用は21件あり、日本学術振興会の学術研究助成基金助成金(科研費)と県費(教員研究費、教育費)から支出された」
二重に予約して高額な領収書で研究費を執行すると言うのが良くわからない。決済してないのに領収書が出る?
— 増田の准教授 (@ProfMasuda) 2018年9月28日
沖縄県立看護大学教授が出張旅費66万円不正に受け取る HPで公表 教授は退職(琉球新報) - Yahoo!ニュース https://t.co/jGwYFSmXQJ
まず、定価?の、高額な状態で予約し、支払い、その領収書を事務に持っていって実費請求(というのかな、用語法は、私は詳しくない)する。
次に、その当の予約を解約し、しかし同時にその全く同じ便の同じクラス(エコノミーのはず)の、何かの予約特典でより安い、できれば同じ席を予約する。あるいは、溜めてたマイルで割引を得る。
…という理屈だけはわかるが、しかしどうやれば実現できるのかがわからない。
あえて早割等々を外すのは、そりゃまあ可能なのかもしれないが、そこは事務が見破らないか、ふつう。
「2015~17年にかけて出張旅費を計66万5580円」、しかし「不正使用は21件」であって、単純計算で一回当たり3万円ちょっとか。簡単にできる手口を発見したなら、まあお小遣いとしてちょっと心が揺らぐかもなあという額だが、一年あたり22万。
…つまり、一年あたり73万の科研費をあてた場合の間接経費に相当する。
間接経費がそのまま研究者の研究費に戻されることはまあまずないものかと思われるが、一部「割戻金」があることがあり―それがいくらか、どの割合かにもよるが、どっちみち、基盤Cを安定的に頂く限りにおいて、年間20万円の自由裁量研究費は確保できるものと思われ…
…あえて不正使用する動因は、一般的には薄いと思われる。
すくなくとも私なら、研究成果を盾にあっちこっちから研究費をいただくほうが話がはやい。
なにしろ自分の趣味にあった研究で実績をあげれば、その趣味に資する本なら公費でばっかばか買えるのである。そしてそうした資料はその目的だけではなく、ほかの目的―次の研究―にも資するのであって、それらはつぎつぎ富(研究実績と研究費)を産むこと、まさしく投資の如くである。
いつも思うんだけど、こういう不正を防ぐために教員にややこしいことを課すのはやめてほしい。(続く)→県立看護大学教授が出張旅費66万円不正に受け取る HPで公表 教授は退職(琉球新報) - Yahoo!ニュース https://t.co/xTKxXj9zUC @YahooNewsTopics
— 齊藤明紀 (@a_saitoh) 2018年9月28日
これ、むしろ事務さんがしばかれる案件じゃないかなあと思うのだが、どうだろう。やった当人は当然しばかれるにしても、おそらくは手口自体はさほど高度なものではない。というか、特段悪質と評するほどでないらしい(もしそうならもっと情け容赦ないしばきかたをするだろう)。
…なんでこんな単純な案件を見逃したんだと、旅費係がツメられるほうがきっついのと違うかなあ…。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます