「ゴーシュ・キャビア」「エコロジー・オマール」「うなぎフレンチ」

　面白い言葉を学んだのでメモ：

フランスではかつて、金持ちなのにリベラル左派気取りの人物を「ゴーシュ・キャビア」（キャビア好きの左派）と呼んだものだ。ドルジ環境相の一件以来、「エコロジー・オマール」（環境保護派のくせにオマール海老好きの人々）という言葉が登場しているそうな。 https://t.co/RaD4D4Yqh4

— 国末憲人 Kunisue Norito (@KunisueNorito) 2019年7月17日

　類例といえるか、やや微妙だが

日本は経済成長を諦めて貧しくなろうって言ってた人が、千葉のインフラがなかなか復旧しないのは日本が貧しくなったからだとか言ってて呆れる。

— しの (@SH1N0) 2019年9月11日

Mr.うなぎフレンチの発言としては想定内だけど、色々と脱力しますね　　　https://t.co/d9PMM22YSl

— ムーディ梶が谷@この川崎の片隅に (@MDKJGY) 2019年9月11日

　…かなり（我々のような）下々からの怨嗟があるっぽいのである。

成長は諦めろ、江戸時代に戻れと叫んでた糞虫が何言ってるんだか https://t.co/MJLfNWMNEd

— Merc (@Mercivb) 2019年9月11日

自己責任論の蔓延で惻隠の心が薄くなったのかも知れないけれど、最大の理由は「日本が貧乏になった」からだと思います。あらゆる場面で資源分配の決定者が「支援の緊急性についてエビデンスを示せ」とまず問うようになった。「なんだか分かんないけど大変そうだから」ではシステムが動かない。

— 内田樹 (@levinassien) 2019年9月10日

前コメには同意するけど、そこから導かれた本コメの『推論』には不同意。

災害支援や備蓄が不十分なのは『停電になるとGSで給油することも出来ない』等々、数々の震災等で体験したことを今さらながらに深刻ぶって報道してる連中が『行政対処を事前に妨害していた』からです。貧しいのは『知能』です。

— セタ芹沢(Seta) (@seta_cbs) 2019年9月10日

　意図的に妨害しているヒトもいようが、さしあたり目の前にある社会的動揺をあおって商売する類の人たちが無目的に無意識に非意図的に結果的に継続的・長期的な改善を妨害しているのが実情ではあるまいか。具体的には築地市場・豊洲市場の移転問題で延々ぐっだぐだやったあげくの成れの果てとしての下水問題。市場移転問題で遊んだ2年ほどがあれば、まあ多少は付け焼刃の対策ができたのと違うか―と。

　これについて言えば、東京都知事が、数年前から『ああ是非とも東京オリンピックで下水丸出しの海域で競技をしようではないか！　そのためには築地市場問題で可能な限りぐだぐだ無駄話をしてなにもかも時間切れになることをめざすのが正しい！』と計画的に行動したと信じることは…無理だとおもうんだ。そこまで計画的なひとだろうか？　我々は現東京都知事を、年単位の遠大なグランドプランの上に行動するヒトだと、どうやって信じることができるだろう？　

　とまあ、この手の人々は、長期的視野も思想的一貫性も欠けてるっぽいよねえ、というメモ。