BBC Italy school students 'strike' over work experience 13 Oct 2017
「Thousands of Italian school students are protesting nationwide over work placements which they say contribute little to their future job prospects」
イタリアでは学生さんたちが職場経験は将来に資するところすくないとデモを実行。失業率は11%に達するこの国。職場経験、インターンの類は無給労働として搾取されているんでは―というわけだ。
「There was some vandalism by protesters in Milan, targeting what they saw as symbols of capitalist exploitation: the chamber of commerce building, a McDonald's restaurant and a Zara clothing store」
酒に酔った上でのご乱行とかだろうか、Zaraだけに。
「"We want work placements that provide real alternative training and quality for all," said Student Network national co-ordinator Giammarco Manfreda.」
質の良い労働者を!というなら、そうなるための質の良い訓練を!というのも尤もだろう。
とはいえ、こうした試みはまだ、生みの苦しみ状態にあるかと思われ、早急な改善案もなかなか…といったところか。
グローバル企業が槍玉に挙げられているが、ある意味、妥当な選択肢の一つではあろう。”より一般的な労働”像を、そこでなら提供できそうだ―とは、すぐさま考え付くじゃないか。口の数も確保できるし。たとえば、学校の営繕業務など、まあいろいろなスキルを身に付けられそうだが、すぐさま役に立ちそうなスキルでもなさそう―適用範囲は結構狭そう。それよりマクドナルドのほうが、”より一般的な”ビジネススキル―ご挨拶だの―を身につけるにはよさそう、だいたい、学校の営繕業務はそんなに労働者を受け入れできない…だとか。
「In a statement (in Italian), McDonald's said its outlets across Italy were taking "up to 10,000 students each year", with the aim of helping young people develop skills required in their future employment」
まあ、大企業による労働力の搾取といわれたら、まあそれも一面の真実ではあろうとも。尤も企業がわとしても、言うほど搾取できてねえよわざわざ参与してるのは社会貢献だと思ってくれよといいたくもあろうが。
「Thousands of Italian school students are protesting nationwide over work placements which they say contribute little to their future job prospects」
イタリアでは学生さんたちが職場経験は将来に資するところすくないとデモを実行。失業率は11%に達するこの国。職場経験、インターンの類は無給労働として搾取されているんでは―というわけだ。
「There was some vandalism by protesters in Milan, targeting what they saw as symbols of capitalist exploitation: the chamber of commerce building, a McDonald's restaurant and a Zara clothing store」
酒に酔った上でのご乱行とかだろうか、Zaraだけに。
「"We want work placements that provide real alternative training and quality for all," said Student Network national co-ordinator Giammarco Manfreda.」
質の良い労働者を!というなら、そうなるための質の良い訓練を!というのも尤もだろう。
とはいえ、こうした試みはまだ、生みの苦しみ状態にあるかと思われ、早急な改善案もなかなか…といったところか。
グローバル企業が槍玉に挙げられているが、ある意味、妥当な選択肢の一つではあろう。”より一般的な労働”像を、そこでなら提供できそうだ―とは、すぐさま考え付くじゃないか。口の数も確保できるし。たとえば、学校の営繕業務など、まあいろいろなスキルを身に付けられそうだが、すぐさま役に立ちそうなスキルでもなさそう―適用範囲は結構狭そう。それよりマクドナルドのほうが、”より一般的な”ビジネススキル―ご挨拶だの―を身につけるにはよさそう、だいたい、学校の営繕業務はそんなに労働者を受け入れできない…だとか。
「In a statement (in Italian), McDonald's said its outlets across Italy were taking "up to 10,000 students each year", with the aim of helping young people develop skills required in their future employment」
まあ、大企業による労働力の搾取といわれたら、まあそれも一面の真実ではあろうとも。尤も企業がわとしても、言うほど搾取できてねえよわざわざ参与してるのは社会貢献だと思ってくれよといいたくもあろうが。
そのため、効用が確実に見込める、最大公約数を狙った結果が大企業との”結託”なのではないかなあ、と思うのです。
顧客への挨拶の仕方(の初歩)だとか、なんとか、その辺に限ってみる、というくらい。
それ以外の細かなあれこれ、個々人のニーズを汲んだあれこれ…まで求める場合、専門のコーディネータの必要があり(個々の教員に任せると、仕事量が膨大になるし、提供できるサービスの質の違いがすごいことになりそうだし)―
―大学の就職予備校化が進む。実業学校なら望むところ、のはずなんですが(既にノウハウあるだろうし、練り上げつづけているだろうし)。総合大学にそうまで求めるのは結構厳しいかと。
きっと大昔には、学生時代にいろいろバイトして自分で確かめていたのだろう。
ところが最近、単位の実質化だの学習内容の増加だので、そんなにバイトを試すこともできなくなってきた、ものか。
というか、経済状況がよくないおかげで、バイトの口が少なく、いったんやめると他にないー生活もこまるーというわけで、「ブラックバイト」なるものがはびこることになったわけかな。
・業務がマニュアル化され、短期のインターンでも「猫の手」ぐらいにはなる
・バイトとして公募できるほど一般的な業務でない
・機密情報に触れさせなくてもすむ
・学生から見ると魅力的ではあるが、実態がどのようなものか推測しにくい業務
あたりをインターンで経験できると、企業も学生もうれしいのかなあ、と。
実際、弁当運びが主たる任務でした、みたいな「職場経験」の話を聞かされたりするし…。
…研究者先生のツテによる、大学の研究室へのインターンは概ね成功のようなんです。とすると、企業出身教員によるコーディネートは相当いけるのではないか。
しかしこの場合、企業出身の先生って、あんまりいないから…仕事が集中しちゃうかも。