空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

めも2011-12-01

2011-12-01 22:28:30 | Weblog
 ロボ氏お勧め:

日経ビジネス マスコミが「政治報道」できなくなった理由 御厨貴・東京大学先端科学技術研究センター教授に聞く【第3回】 2011年12月1日(木)

 大変分かりやすくてよい。

池上「なぜ、菅さんは根回しをしなかったか。それは、官僚が担っていた根回しのプロセスをオープンにしようとした。国のトップである菅さんが、福島県のトップである佐藤知事に、官僚を飛び越えて、真っ先に話すのが筋だと考えたわけです。政治主導を実現したいという思いの表れと取ることもできます。やり方が稚拙なのが悩ましいのですが(笑)

御厨「本当にそうです。登壇者がいくら身振り手振りをつけて話しても、記者たちは目を合わせないどころか、パソコンの画面だけを見てるんだからまいります。話し手のイントネーションとか、何を強調したいと思っているのかを汲み取ることはできないでしょう。 だから登壇者の話が終わって質疑応答の時間になっても、すぐに質問が出てこない。出てきた質問も会見と関係ない頓珍漢な内容だったりする。登壇者が何をどう話したのか、メモは取っているけど頭ではとても理解できていないわけです

御厨「そう思います。私がたまたま経験した記者会見でそうだったということは、おそらく誰の会見でも同じ状況でしょう。その結果出てきた記事を見て、政治家は、「伝えたいことが伝わっていない」と不満を持つだろうし、マスコミ側は、「いやいや言ったことは全部正確に書いています」となる。不幸なディスコミュニケーションが起きているわけです

 録音は補助手段であって,ひたすらメモをとり・ノートを取り・その場でのアクションを読み取り・目線を読み,そうして後で録音を聞き直しながらノートを取りなおし,その上でさらに個別ノートを作成したりしますな,私は。


おおやにき おおさか 2011年11月29日 23:55 おおや

個人的には、しかし急速に成長した党派というものには無理があるものだということにあとは注目すべきなのかなと考えている。というのは(一定のレベル以上に)有能かつ清潔な政治家候補の人的資源は有限、あるいはかなり稀少であるところ、彼らをリクルートする経路はほぼ既成政党に独占されているからである。当選するまでの、あるいは落選した場合のフォローに使う資金や地位、対象者の能力や清潔さについて検証する技術などもここに含まれるのだが、新党派を設立して打って出るということになったときに集まってくるのはそのような既成のルートに乗ってこない、あるいはそこから弾かれた人が中心だということにならざるを得ない。で、その中には端的に無能であるという比較的無害なタイプから、スネに傷があるというタイプまでが含まれることになろう

 この見解に同意。私の先日のメモは文書作成技術・品質管理の能力についての懸念だが(スタッフの質・量の問題ね),政治家(候補者)の選出についても同様の懸念があるわけだ。

 まあ私にとっての大阪はあずまんが的存在だったりいやまあ。


 あと過去のメモ:
カラパイア ソマリアで獲れる巨大魚とそれを頭にのせて運ぶ人々の画像 2011.11.15

 わりと人気っぽいですねお魚さんたち。シュモクザメなんか出てきてるから参考書(ネコパブリッシング「世界サメ図鑑 [大型本] 」)など挙げておこう。…すごいな。今Amazonで新本品切れ,古本が6200円からだ…。本家でも品切れ。再版まだかな。
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