空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

韓国の対北朝鮮政策:日米懸念と

2018-02-12 20:50:58 | Newsメモ
朝日新聞 韓国の対北朝鮮策に日本懸念 「文氏訪朝、ありえない」 平昌=松井望美2018年2月11日00時33分

そもそも安倍晋三首相の訪韓は、ペンス氏とともに文氏に圧力強化に向けた日米韓の結束を念押しするのが大きな目的だった

だが、必ずしも成果は出ておらず、日米両国には焦りもにじむ。日米関係筋によると、9日の日韓首脳会談直後、米国側の要請で安倍首相とペンス氏が急きょ会談。さらにペンス氏は自身の車に首相を招き入れ、文氏主催のレセプション会場までの車中でも今後の対応を協議したという

 あせりがにじむ、ってこれはマズイレベルのあせりでしょう…。

 記事のtwitterリストを見ると、まあ…



 この人、自己紹介で「すべての人が個人として尊重される社会を」と書いており、うんだから、すごい勢いで核兵器の実験やったり無駄にミサイル飛ばす政権より、せめて兵隊くらいには虫下しを飲ませてみたり(※事実上「国民扱いされる全国民に」の意味だろう)、乳幼児用食料の確保に努力する政権のほうが恐らく好ましく、さらにいえば国民を総計三十三階層だかにクラスわけするとかいう体制は恐らく好ましくないと思うんだ。他国の内政に干渉するのはあまり上品でないということは承知はしてますが。



 せやろな。



 宥和政策の果てに起きた惨事を思う、ということもある。



 さて、twitterを見ると、『せっかく仲良くなろうとしているひとたちを離間させようとは、なんと日米は悪いのだろうか』と言うひとがあり、とするとこの日米の仲のよさはあってはならぬ種類のものと判定するらしい。この点をクリアするため、南北両政権はともに朝鮮民族に属することから、民族自決・いち民族による統一国家形成へむけての動きを邪魔するのは、ウィルソンの理想に対する敵対行為だ―と持ってくるものだろう。

 …しかしまあ、ここで追求するべき価値は、民族統合だけだろうか…とは問うていいだろう。日米としては、そこを問題とするものではないか。

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