空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

ムバンダカにワクチン到着、接種開始―エボラ流行

2018-05-22 23:26:23 | Newsメモ
毎日新聞 エボラ出血熱 コンゴ民主共和国で流行 44人症状23人死亡 都市部でも感染者 2018年5月18日 東京夕刊

アフリカ中部のコンゴ民主共和国北部でエボラ出血熱の流行が続いている。世界保健機関(WHO)は17日、赤道州の州都ムバンダカで感染者が見つかったと発表。今月初旬に国内で感染が確認されて以来、計44人にエボラ熱の症状が見られ、うち23人が死亡した。遠隔地だけでなく都市部でも感染者が出たことで、爆発的な拡大につながりかねないと懸念されている


BBC Ebola outbreak: Experimental vaccinations begin in DR Congo 21 May 2018

The experimental vaccine proved effective when used in limited trials during the epidemic which struck West Africa in 2014-16

 ワクチン接種開始。これでエボラもコントロール可になって欲しい…が、罹るとわりとすぐさま死ぬ病気でもあるし、拡散が死ぬほど速いし…後遺症がどのくらいかというのも…。

At least 26 people are believed to have died in the current outbreak

 この間に比べれば微々たる数字にみえるが、これでも普通は大流行のはずですからねー…。

More than 11,300 people died in the earlier outbreak in 2014-16.

 ところでこのワクチンですが

One of the most immediate obstacles to the immunisation campaign is the country's unreliable electricity supplies, as the vaccine needs to be stored at a temperature of between -60 and -80 C

 …あまりにも保管条件が厳しくないですか…まあこれだけ特殊な用途だと、なかば実験室段階状態になるのも仕方ないか…。
 使用に際しては被験者の同意も必要

A further issue is that, as the vaccine has not yet been approved, its use is dependent upon informed and signed consent from all patients. This means that translators will need to be brought in to aid communication between health workers and local communities

 …無許可薬ってわけだから、そりゃ西側基準ならそうだわなあ…。

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