[再掲]「それは良い質問ですよ。先月の艦娘研究読みました?えーと、そもそも洋上での射撃安定性は艦娘本来の水上射撃プラットフォームとしての素質と増設した増強安定装置の相性と・・・」鎮守府一般公開でふと質問したら解説のおねーさんの琴線に触れてしまったらしく、いつまでも説明が終わらない pic.twitter.com/vUx2dbzfdI
— しきしま (@shikishima) 2019年4月29日
マンガ・アニメ世代的には「ティキィン…!」とくるという、なんかそんな感じってことで使うものだろう。いや割と語源的にあっているな、それ。
『琴線に触れる』の本来の意味は「素晴らしいものに触れて感動する」だけど、「逆鱗に触れる」みたいな使われ方が広がりつつあるんだよね。心の奥深くにある、何かに感動・共鳴する感情を琴の糸にたとえた『琴線』という素敵な言葉に、ネガティブなイメージが定着するのはちょっと寂しい。 https://t.co/s9Fb1yEgTh
— 雨雲 (@N74580626) 2019年4月10日
まだ俗語表現なのだと思う…思いたい。
最近はさほど大量に日本語を読んではいないので、どうかは分からないけど。
弁護士は基本職人なので「無料でやってよ」と言われると「おいおめぇ、俺の腕をなんだと思ってやがるんでぃ」となるが、琴線に触れる事件については「おぅおぅ面白そうなことやってんじゃねーか。俺も一枚噛ませろよ、なぁに銭なんていらねぇ」となる面倒臭い生き物なのである。
— ノースライム (@noooooooorth) 2018年11月19日
私がこの世で一番好きな言葉は、高校生の時誰か知らない人が黒板に書き残した『バファリン工場爆発 半径3㎞にやさしさ飛び散る』っていう一文なんだけど、いまだにこのセンスを超えて琴線に触れるフレーズに会ったことがない
— しゅうら (@waltzxwaltz) 2017年11月7日
とまあ、さしあたりメモしてた文章では、原義のほうでいけている。
たぶん、もっと雑な発言では、こんがらがっているのだろう。
そんななかから新用法が展開して、いつかそれが正規用法のような顔をするのだろうなあ、とか。
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