空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

佐野SAストライキ:パワハラ疑惑とのこと

2019-08-29 18:26:53 | Weblog
 まあ、そりゃあ、あったのでしょうね、ここまでになった背景としては、まあありがちではあろう。

News Livedoor(文春オンライン) 
佐野SAのストライキが長期化 元総支配人はパチンコで負けると怒鳴り散らし
2019年8月28日 18時0分

7月12日に加藤氏らがT氏の退任を求める署名をT氏本人に突きつけ、T氏は自主退職の意向を示した。しかし7月20日の労使交渉の場で、加藤氏らは岸敏夫社長(61)ほか経営陣にもT氏退任を確約してほしいと申し入れている。

「岸社長がT氏の退任を撤回させたがっているという情報があったため、労使交渉の場で念押ししました。その際に従業員たちが受けてきたパワハラ内容を報告したのですが、岸社長は笑みを浮かべながら『(T氏は)そんなこと言っていたの』と発言した。経営陣と従業員の温度差を感じました。特に岸社長は現場の苛酷な労働環境や、パワハラの深刻さを理解していないように見えた」(加藤氏)


 まあ末端労働者には強く出ても、自分の任免を握っている方向にはいい顔しますからな、この手の人。

 そんなわけで、まっとうに人間扱いしてくれた加藤氏のほうにこぞってついたという、そんな推測がなりたつわけである。

 このほか―

日刊スポーツ 佐野SA社長に新疑惑 墓購入希望名簿に署名指示か 2019年8月29日8時3分

従業員のストライキで営業が一時停止した、東北道・佐野サービスエリア(SA)上り線のフードコートと売店の問題で、運営する栃木県佐野市のケイセイ・フーズの岸敏夫社長に新たな疑惑が浮上した。自らが住職を務める寺の墓地霊園造成の許可申請の際、佐野市に提出する墓購入希望者リストに署名するよう、従業員に指示を出していたことが28日、分かった。購入を希望しなくても指示に逆らえず署名したとの複数証言があり、以前から労使の間に問題があったようだ

社長は文化庁所轄の神奈川県の宗教法人「修験一乗宗祇王山法唱院」で得度を積み、副管長となった上で「住職 岸了仙」として別院の設立に動いた。関係者によると17年夏、樹木葬のための、墓地霊園の造成計画を周囲に明かしていた。親会社の建設会社の業績が落ちた中、新規事業開拓の思惑があり同10月には遺骨の粉骨代行と散骨サービスの会社も設立

佐野市に墓地霊園造成の許可を申請する際、岸社長は墓購入希望者リストの提出を求められたため、ケイセイ・フーズや建設会社などの従業員に署名を求めたという

結局、許可は下りず、墓地の規模を縮小した上で再度、申請する話を、佐野SAの一部従業員にも持ち掛けていた中、ストが起きたという

 サービスエリアの営業と墓地霊園の話は別個の筋の話であり、上司・雇い主の立場からまぜこぜにするのはパワハラの類である。気付かぬ人はそれなりにいるが。

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