地獄からの使者かお前は、という気はちょっとする。
いやまあ、言っていることの内容はその通りだろうけど。
というか、アカウント名にばっちりevilとある。
これなどは一幅の絵としての味わいさえある:
―これが嫌な状況だというなら、じゃあどうすればよかったか。極めて単純で、モノを考えも現代の情勢も何も考えない案としては「若いうちにさっさと良さそうな男をたぶらかせ」になるか。
…いやそりゃ私だって、22,23ほどの小娘が「…か…かぞく、みんな…事故でしんじゃって…お葬式も、わたし、やりかたわかんなくて…おかねなくて…あの…私、どうすれば…?」とか涙ながらに訴えかけられればそりゃあ、その。
他方『お前を逃すとかなりヤバそうだなあ』というお年頃の人に「貴方は次男なんだから親の面倒を見る必要がないんだから私の親の面倒をみて! 公務員なんだから定時で帰ってあとは家族サービスに専念して! 研究は辞めるんだから今後は私と私のお母さんの為だけに生きて! 年一回は海外旅行できる生活がいいわ! 料理はできるのよね!」等々と畳みかけられれば、そりゃあその。
非常に現実的な励ましの言葉になってはいるが、だからといって厳しさ自体は厳然とあるなあ、と。
…大体さっきの話の例では、太い実家生まれの東北大理学部博士が「働きたくないから専業主婦で!」と言ってきても、まあその、もうちょっと博士らしいトークできませんかねという気も。
ともあれ。
これが我々が到達した男女平等の世界の表れでもあり、それこそ価値観のアップデートをしてみるべきなんでしょう。女性が社会進出できる世界というのは、男性とその席を奪い合う局面もでてくるわけであり、そうした闘争も含めての自由ですから(資源が潤沢なら、それほど闘争する必要もないですが)。
そしてそうした闘争から降りて、旧弊たる男女観による世界に撤退する自由もあるわけだけれど、そっちはそっちでそっちなりの価値評価基準もあるわけで―つまりまあ、専業主婦になりたい場合は、家政能力が問われもするわけですし―そうしたアピールは、博士号とはまた別になされるとよいかと。
いやまあ、言っていることの内容はその通りだろうけど。
というか、アカウント名にばっちりevilとある。
「子どものいない40代女性たちは、なぜこんなに苦しく、生きづらいのか」
— evilNEKO (@Evil_NekoDS) January 27, 2021
「男と同じ扱い」だから以外の理由がある?
ずっと思っていたんだよな。「理解のある彼くん」「理解ある夫さん」「理解ある息子、娘さん」に捨てられた女は高齢で何になるのか。「漢」になるんですよ。しかも孤高の「非モテ漢」に。「第二の人生」、かっこいいですね。恐れることはない。男ならみんな通る道だ。
— evilNEKO (@Evil_NekoDS) January 27, 2021
これなどは一幅の絵としての味わいさえある:
電車の閉まるドアに駆け込んで転んでも誰も助けなかった中年買い物女性、その周りを睨み付けた憎悪の目からは、確かに「大丈夫?」と声をかけられて助けられた時代が自分にもあったかような少女のあどけなさを感じて切なくなったのを覚えている。
— evilNEKO (@Evil_NekoDS) January 27, 2021
―これが嫌な状況だというなら、じゃあどうすればよかったか。極めて単純で、モノを考えも現代の情勢も何も考えない案としては「若いうちにさっさと良さそうな男をたぶらかせ」になるか。
…いやそりゃ私だって、22,23ほどの小娘が「…か…かぞく、みんな…事故でしんじゃって…お葬式も、わたし、やりかたわかんなくて…おかねなくて…あの…私、どうすれば…?」とか涙ながらに訴えかけられればそりゃあ、その。
他方『お前を逃すとかなりヤバそうだなあ』というお年頃の人に「貴方は次男なんだから親の面倒を見る必要がないんだから私の親の面倒をみて! 公務員なんだから定時で帰ってあとは家族サービスに専念して! 研究は辞めるんだから今後は私と私のお母さんの為だけに生きて! 年一回は海外旅行できる生活がいいわ! 料理はできるのよね!」等々と畳みかけられれば、そりゃあその。
あと勉強して学力つけろ。今まで男と平等に「知能」「体力」「執着性」の競争をして蹴散らしてのしあがったキャリアがなければ、賃金も男の底辺からスタートだ。大丈夫、追い込まれたらなんとかなる。多分、周りの漢も女も誰も手加減はしてくれないからめっちゃ成長するはず。賃金は自分で稼ぐものだ。
— evilNEKO (@Evil_NekoDS) January 28, 2021
非常に現実的な励ましの言葉になってはいるが、だからといって厳しさ自体は厳然とあるなあ、と。
…大体さっきの話の例では、太い実家生まれの東北大理学部博士が「働きたくないから専業主婦で!」と言ってきても、まあその、もうちょっと博士らしいトークできませんかねという気も。
ともあれ。
これが我々が到達した男女平等の世界の表れでもあり、それこそ価値観のアップデートをしてみるべきなんでしょう。女性が社会進出できる世界というのは、男性とその席を奪い合う局面もでてくるわけであり、そうした闘争も含めての自由ですから(資源が潤沢なら、それほど闘争する必要もないですが)。
そしてそうした闘争から降りて、旧弊たる男女観による世界に撤退する自由もあるわけだけれど、そっちはそっちでそっちなりの価値評価基準もあるわけで―つまりまあ、専業主婦になりたい場合は、家政能力が問われもするわけですし―そうしたアピールは、博士号とはまた別になされるとよいかと。
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