少なくとも,通常の意味における戦闘は最終段階に達した,或いは達しつつある模様:
BBC France's military operation in Mali in 'final phase' 24 February 2013 Last updated at 00:02 GMT
土曜,Francois Hollande大統領曰く,彼の国の兵隊たちはマリ北部における反乱勢力に対する戦闘の"final phase"に入った。Ifoghas山地での激しい戦闘にも言及がある。「我々のチャドの友人たちは昨日(金曜)攻撃を行った―激しく,大変な生命を失ったのだが。私はチャド人たちの行為を称賛したい」。何しろ13名の戦死者が報じられているのだ。
Ifoghas山地にはal-Qaeda in the Islamic Maghreb (AQIM)が再編成を行っているものと考えられている。彼らからは65名の死亡者がでたとされる。
なお,最も最近の戦闘はイスラミスト・ミリタントとTuareg勢力との間で行われたもので,アルジェリアとの国境近辺,Tessalit市近くのIn-Khalil地区で起こったという。
Tuareg勢力は,最初はイスラミスト達と協調関係にあったが,反乱成功後はじき出され,結局今ではフランス軍を手伝っている。
France24 Fighting continues in northern Mali desert 24 February 2013
長文だが読みやすい。
Tuareg勢力はアラブ反乱勢力Arab rebelsと交戦―というふうに始まっている。Tuareg側は,しかし,フランスのジェット機,USの偵察ドローン,チャドのエリート砂漠部隊を友軍に持っているのだ!
アラブ反乱勢力とはArab Movement of Azawad (MAA)と名指されている。彼らがTuareg勢力のAzawad National Liberation Movement (MNLA)がいるIn-Khalilを攻撃したというのである。時間は標準時4時。午後まで戦闘し,MNLA側によればMovement for Oneness and Jihad in West Africa (MUJAO),MAA,Ansar Al-Chariaの攻撃を撃退。MUJAO所属という6名とAnsar Al-Charia所属という3名の捕虜を得たという。
フランス側の空爆が効を奏したとか―MAA所有の物という車両(無人)を一台撃破したとか。
なおIn-Khalilでは金曜,自爆自動車爆弾テロがあり,三名死亡という。土曜早々にMUJAOはこのテロの席にをみとめ,MNLAめがけてさらに自動車爆弾による,不信心者に対する聖戦を追求するとする。
また,さらなる自爆テロを警告し,マリ首都Bamakoだけではなく,ブルキナファソ,ニジェールの首都でも計画しているぞと主張。自分たちはSahel地区やNigerでフランス人人質を取ったのであって,「イスラムとムスリムに対する十字軍を行っている」ことに対する報復として,人質を殺すかもしらんぞ,と警告する。
まあ火曜日にカメルーンでフランス人一家7名(子供4名含む)を捕獲したばかりだそうで,彼らはNigeriaに移送された模様とのこと。
既に十分国際的犯罪として成長しているが,現時点ではテロも洗練されてまではいないようで,まあまだしもではある。
しかし既にTuareg勢力をinfidel認定済みなわけで,今後,付随被害は拡大していくだろうなーとか,回数を重ねるごとにイヤな方向に洗練されていくんだろうなーとか思われる昨今。
BBC France's military operation in Mali in 'final phase' 24 February 2013 Last updated at 00:02 GMT
土曜,Francois Hollande大統領曰く,彼の国の兵隊たちはマリ北部における反乱勢力に対する戦闘の"final phase"に入った。Ifoghas山地での激しい戦闘にも言及がある。「我々のチャドの友人たちは昨日(金曜)攻撃を行った―激しく,大変な生命を失ったのだが。私はチャド人たちの行為を称賛したい」。何しろ13名の戦死者が報じられているのだ。
Ifoghas山地にはal-Qaeda in the Islamic Maghreb (AQIM)が再編成を行っているものと考えられている。彼らからは65名の死亡者がでたとされる。
なお,最も最近の戦闘はイスラミスト・ミリタントとTuareg勢力との間で行われたもので,アルジェリアとの国境近辺,Tessalit市近くのIn-Khalil地区で起こったという。
Tuareg勢力は,最初はイスラミスト達と協調関係にあったが,反乱成功後はじき出され,結局今ではフランス軍を手伝っている。
France24 Fighting continues in northern Mali desert 24 February 2013
長文だが読みやすい。
Tuareg勢力はアラブ反乱勢力Arab rebelsと交戦―というふうに始まっている。Tuareg側は,しかし,フランスのジェット機,USの偵察ドローン,チャドのエリート砂漠部隊を友軍に持っているのだ!
アラブ反乱勢力とはArab Movement of Azawad (MAA)と名指されている。彼らがTuareg勢力のAzawad National Liberation Movement (MNLA)がいるIn-Khalilを攻撃したというのである。時間は標準時4時。午後まで戦闘し,MNLA側によればMovement for Oneness and Jihad in West Africa (MUJAO),MAA,Ansar Al-Chariaの攻撃を撃退。MUJAO所属という6名とAnsar Al-Charia所属という3名の捕虜を得たという。
フランス側の空爆が効を奏したとか―MAA所有の物という車両(無人)を一台撃破したとか。
なおIn-Khalilでは金曜,自爆自動車爆弾テロがあり,三名死亡という。土曜早々にMUJAOはこのテロの席にをみとめ,MNLAめがけてさらに自動車爆弾による,不信心者に対する聖戦を追求するとする。
また,さらなる自爆テロを警告し,マリ首都Bamakoだけではなく,ブルキナファソ,ニジェールの首都でも計画しているぞと主張。自分たちはSahel地区やNigerでフランス人人質を取ったのであって,「イスラムとムスリムに対する十字軍を行っている」ことに対する報復として,人質を殺すかもしらんぞ,と警告する。
まあ火曜日にカメルーンでフランス人一家7名(子供4名含む)を捕獲したばかりだそうで,彼らはNigeriaに移送された模様とのこと。
既に十分国際的犯罪として成長しているが,現時点ではテロも洗練されてまではいないようで,まあまだしもではある。
しかし既にTuareg勢力をinfidel認定済みなわけで,今後,付随被害は拡大していくだろうなーとか,回数を重ねるごとにイヤな方向に洗練されていくんだろうなーとか思われる昨今。
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