議会闘争過激化

　ソマリア暫定議会でのフィストファイトが悪化。イスで殴るやらペンで突き刺すやらで，病院に担ぎ込まれた者3名。例の「新」議長選出に始まる大騒ぎ。

BBC　Somalia MPs brawl over election of new speaker 5 January 2012

　さてソマリアの現状を戦国時代に譬えてみたり，戦国時代日本を現代用語で言い換えて紛争風味を加えて楽しむ向きがあるようであるが，されば我らがソマリア暫定政府は如何様に譬えられることだろうか。

　…足利幕府かね。

　国政を総攬するべきアシカガ・タイクーンはお膝元，モガディシュさえも我が手で守るあたわず。門跡（聖職）から転じた現タイクーン・Sheikh Sharifは地方武装勢力と盛んに連絡をとって首都周辺の―嘗ての同盟者たちと戦う。各所の勢力はタイクーンの勢威を認め上洛したのであった（Ahlu Sunnahのごとく）。天下を治むべき器用ありと称さる。

　されど政所に諍いありて奉行Madobe Nunow自ら政所執事を名乗り元政所執事Sharif Hassan Sheikh Adenを逐ふ。国政を壟断する奸臣と謗らるるもAden，タイクーンの元より嘉したもうところなり。組せし奉行衆郎党率ゐて政所を奪はむとせども叶はず，あはれ御所は床机乱れ飛び侍ふ者ども筆にて闘争せし様となれり。タイクーンしとど袖を濡らす，云々。


@ms06r1a 中村 甄ノ丞 「http://togetter.com/li/237786 左翼運動や脱原発運動が今まで何で負け続けたかって、その対象が何でであれ、他人が大事にしてきたものに対する敬意がないからだ。己が信じる正儀の名の許に寺院を打ち壊し土地を踏みにじり、という奴に民心が集まるわけがない。」（2012/1/7）　

　アルシャバブもそんなもんだ。