空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

同様の排除と差別と、支配と搾取との物語が

2017-03-18 23:03:49 | ノート
 授業のネタでもある:



 よくわかる。
 邪魔しに来る…という意識は先方には必ずしもないのだろうが、なんというか、素で侮蔑発言しながらにこやかに話しているつもりとか、延々と人格否定発言を(ry

 さて:



 うむ、ところで先生:



 これも同様の排除と差別と、支配と搾取との物語ではあり。「いやあ、個々人の努力とかじゃあ、どうしようもねぇっすよね」という諦観も。

 …同じ構造なんだとしたら、思うに、これは人権の主張なんである。対等のプレイヤーとして認めてともに歩むということを求めたいのである。モノによってはこっちが主導的な位置にくることもあるというだけの話だ。まあどっちみち、向こうさんのほうが基本的には主導的だろうに。あるいは、同じ品質のものなら、同じ品質として取り扱って欲しいだけだ。私が稼いできても誰が稼いできても同じカネだろうし、同じ賞だろうに。





 …利益を上げる訓練って、その「カネを稼いでくる」はずの領域の先生さえしてなかったりするしねえ。カネを稼いでくるような卑しい「研究」なんか自分の仕事じゃない、とか。だいぶお高くおとまりですが、そーゆー態度は哲学研究者に任せて、たくさんお金を稼いできてください、実学研究者様。



 そうよ。



 そうなのよね。

 なお工学系でも同じ理屈が通る(部分がわりとある)。押しも押されもせぬ大大学様でなら出来た研究も、地方のちっちゃいところだと出来やしない。それは人文系が図書館と切り離されるのと同じ事情。そこでそれなりのローカライズが求められることになる。

Togetter 今日本社会の中心にいる1980年代の大学の文系学部生は「何も勉強していなかった」?

 でまあ、そういう時代に大学生やってたよーな工学・理学の人たちは、『どーせ文系出身なんか、勉強してねーんだろ』『オレのほうがよっぽど知ってる』とか思うらしく、若手文系教員を軽んじるらしいのだな。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ソマリア:違法移民船はガン... | トップ | 見ていた記事メモ(2017-03-20) »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
個人的経験に基づく偏見に満ちた意見 (hilowmix)
2017-03-19 19:20:51
どの職場でも活かせる汎用的な訓練なんてビジネスマナーぐらいだった気がする。
返信する
Unknown ()
2017-03-20 20:30:29
残念ながら縁が無くて>ビジネスマナー

ともあれ、一定の抽象的思考の訓練とか、資料収集の手法だとかは、そこそこ汎用的かなあ。
各学部ごとにそれなりの色づけ・方向性はあるのだろうし、それらを基礎としながら個別の現場に応用していく…のだろう。

そんなわけで、博士様には、その高度な能力を速やかにローカライズして高度に働いていただきたいところ、無駄にプライド高くて応用の「お」の字もできやしねえ、というのが、世の博士卒を見る目であるかと。
返信する

コメントを投稿

ノート」カテゴリの最新記事