テニュアトラック中の移籍ばなし。自分の分野では御法度かも。そうした人から直接聞いた話では、チェアーに話した途端、目の前で口座を凍結されたとのこと。前ボスにきいたら、聞いたことないって。分野によってはどうも仁義にもとるらしい。
— muffmuff (@muffmuff5) 2019年5月8日
そりゃあまさしく、「分野による」だろう。ウチみたいな小規模経営可能な分野・小規模経営でやってる学校で、学校からの研究費10万~20万の運用を止める、この「生活費」の支給を止める…というのは「鬼かおまえ」「人の心がないのか貴様」だろうが(まあ実際のところ、ここまでの額だと、給料から支弁できるレベルなので、恨みの気持ちを持ちつつ私費で活動するだけだが)
移籍の意思を表したらすぐstartup口座凍結は分野に寄らず大学のルールだと思います。特に意地悪しているわけではなく、大学資金をこれ以上投資できないという意味なだけです。僕も知らずに凍結されて焦りましたけど、資金以外の面では大学は大人の対応で移籍を円滑になる様にサポートして頂いています
— secret (@secretofang) 2019年5月9日
とまあ、非常にドライではあるが、これなら納得できる。なにしろ
新PIに1-2億円投資してグラント間接経費で回収するモデルだと、現職就職時に聞かされたことがありました。
— muffmuff (@muffmuff5) 2019年5月10日
そのまま投資してたら、この1-2億が、単にこの移籍予定者の養分になるか、それともこの移籍予定者しか使わない機材を買って、つまり同僚たちもその後の着任者も使わないものであったりして、純粋にゴミ以下になる恐れだってある。
まあ、「着任8ヶ月。来年度当初からの移籍先が見つかりました。ということで、3年間のスタートアップで使っていいと言われた2億、のこり4ヶ月で使い切りますね! 買った機材は移転先に持って行かせて頂きます!」なんて事が起きないようにというわけなのだろう。これは1-2億の投資が間接経費で直に回収できるような分野の話だということになる。
並みの科研費程度だと、給料を返すのもまあ、無理ですからね。
そうなのですね。僕が凍結されたのはstartup資金のみで、外部資金は従来通り使えています。僕のケースでは、大学を去った後もadjunctアポイントメントを残してくれて、引き続きプロジェクトも回して、残した学生も指導し続ける予定です。いろいろなケースがあるのですね
— secret (@secretofang) 2019年5月9日
このsecretさんのところはちゃんと義理と理屈がたつ、いいところなのでは。
私については、最初から「ここに居つく予定のないひと」扱いを受けたので、そういうことにすることにした。
まあ、ひとには思想の自由がある。事実と反していても、そう信じる自由はある。
なお現在の気分はこんな感じ:
大量の負傷・轟沈が出た戦場にて撤退の際に殿を勤める艦娘が「オトメのポリシー」を小さく口ずさむ
— 座布団泥棒 (@o88o88o) 2019年5月6日
https://t.co/czh2mfXoI5状況は変わったけども
— 座布団泥棒 (@o88o88o) 2019年5月6日
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