空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

派遣村。

2010-12-28 22:52:15 | Weblog
MSN産経 派遣村なき年越し 国は「通年支援に移行」というが…  (2/2ページ) 2010.12.27 23:19

昨年の公設派遣村には860人が入所。しかし、就職活動のための交通費として2万円が支給されると、その夜に200人以上が戻らないといった問題が発生。無断外泊や飲酒など、一部の入所者のモラルが問題視され、都には多くの否定的な意見が寄せられた。「あの失敗で国が派遣村を開くという選択肢はもう無くなった」。ある厚労省幹部はそう話す

つ 「階級的利害」

 いやほら,自分の分野の利益になるようにデータを出したり隠したり改竄したりというのはありえることかと思うが(というか,『お偉いさんは皆,自分の不利になるよーなことはいわねーよな』的なことは一般に思うことではあるまいかと思うが),そーゆーこと。

 ほんの数日,行動を自重するだけで,毎年自分ないし自分の仲間が楽に年末年始を過ごせる機会を確保できたのに,とゆー。

 今年は「派遣村」って聞かないなあと思って検索かけた結果がこんな感じ。そいえば厚労副大臣が『今年はしませんからね』と明言してましたか。

東京新聞 「府中派遣村」今年も きょう・あす 生活困窮者らを支援 2010年12月25日

突然解雇されたり、路上で生活したりしている人を支援しようと、市民団体「府中緊急派遣村」(松野哲二村長)は二十五、二十六の両日、年末相談会を府中市府中町の府中公園で行う。弁護士や医師、看護師などもボランティアで参加して、雇用や生活、健康など幅広い相談に乗る。同派遣村による年末相談会は昨年に続き二回目。松野さんは「政権交代があっても、社会的弱者へのしわ寄せの流れが好転する兆しはない」と強調している。今回も相談内容によって、解雇撤回交渉や生活保護申請に同行するなど支援する
 
 一部では行う模様。
 しかしまあ,去年一昨年あたりの,あの革命前夜の如く(※誇張表現)熱気あふれたあのパワーはどこに消えたのだろう。

佐賀新聞 佐賀県版「派遣村」 貧困、雇用など23人相談 2010年12月20日

佐賀県労連などでつくる実行委員会が「佐賀県版派遣村」と名付けて昨年から開いており、今回は5回目。長引く不況で生活の厳しさを訴える内容が多かった。 弁護士や医師、生活保護関連の行政職員ら20人が相談に応じた。80代の男性は、無年金で貯金を取り崩しながら家賃や保険料を支払っている現状を説明。学習塾を経営してきたが、競争激化で生徒が減り、仕事の確保が難しくなったことを語った

 こちらは青空法律相談。これを流行りの名前にあやかって派遣村と称したもののよう。認知度が上がるという点では,なるほどあの東京での大騒ぎも無駄ではなかったというところか。

 検索上位の(当方と同じ)gooブログ「派遣村ブログ」は2010-03-24を投稿日時とする「シンポジウム 検証!公設派遣村」以来更新のない超絶やる気を展開中。

とね日記 「年越し派遣村でお手伝い」(2009年01月02日)

 現場の声,というやつだ。なかなか興味深い。


働くモノニュース 22歳で生活保護の男…仕事もうまくいかず、孤独に好きなアニメグッズ等の中で生きる

 これは朝日の連載から話を展開している。
 ちょっとだけ。朝日を数日買ってみようかという気になった。ちょっとだけ。

 本文について言えば…アニメ・ゲーム製作の専門学校は死亡フラグだと思うんだ,超うまい人以外は。

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