メンバー構成見たら笑った。
ハウィエ氏族出身の有力者たちが合意。外国人勢力に母国に帰るよう警告する:
Garowe Online Govt ministers, ex-warlords 'declare war' on Al Shabaab May 20, 2009
モガディシュ発,5月20日。19日,もと軍閥の指導者たちおよび政府閣僚が会談,アルシャバブへの戦争warを宣言する。会談場所は大統領公邸ちかくのホテルで行われ,参列者は司法相Sheikh Abdirahman JanakowはじめMohamed Qanyare,Muse Sudi YalahowおよびOsman Atto議員。全員,ハウィエ氏族所属だそうです。
このアルシャバブなる勢力,ハウィエ氏族の居住地帯,中Shabelle,HiranおよびGalgadudを支配せんとしまた現在相当な自由行動を得ているわけでして,なんともうしますか『うちらのシマでなにやっとんじゃこの若造ども』ってわけでしょうか。
司法相が報道陣に曰く,幾点かの合意に達したそうで,そのうちの一つが「反平和,反イスラム法の"anti-peace and ant-Islamic law"」アルシャバブに対する戦争である。「我々は会談で外国人戦闘員問題について協議した。我々は,彼らに母国に帰るよう促すものである」。
長くソマリア問題を眺めてきた向きには,なかなか興味深い名前が並んでるんじゃないでしょうか。
司法相はイスラム法廷の上級指導者であり―他のwarlordsは,イスラム法廷勢力に敗北を喫したモガディシュ勢力であったからです。
参照:「Alliance for the Restoration of Peace and Counter-Terrorism」(英語版Wikipedia);「12 May 2009見た記事メモ:7000もの兵力があればかなりのことができそうですが」
Garowe Online Somalia: President pardons 14 prisoners May 20, 2009
大統領が嘆願を受け入れ囚人14名に恩赦。とゆーか前大統領治下テロリスト容疑で拘束されたりしたうち,無実の様子の者たちを解放したというところか。司法制度の恣意的な運用がなされぬよう,こうしたチェックもしていきますよ,というアピールでしょうか。
Garowe Online Somalia: Al Shabaab leader 'wounded in blast': sources May 20, 2009
…昨日でしょうか,お伝えしたアルシャバブの『爆発物の取り扱いをとちって大爆発させて外国人戦闘員4名を含む大損害を出した事故』ですが,負傷者の列の中にアルシャバブ設立メンバーの一員にして現行指導者Sheikh Muktar Abdirahman "Godane"が入っていたとのこと。
訓練目的で爆発物を扱っていたら間違って17人もの爆死者を出す大惨事。SSもビックリの実戦的訓練ですね…。…彼らだって,師団レベルの演習で数名の死者を,って程度じゃなかったか的なー…。
…まあその。リーダー様と外国人戦闘員グループの物理的心理的距離の近さを思わせるエピソードではあります,はい。
あと思うのですが。
『エチオピアがソマリアに再侵入! ああこれは(ry』というのは無論心配になることではあります。ですが報道当時現在,20数キロ進入して主要道路を占拠,検問している「にすぎない」ですよね? しかもたかが18台のトラック装備「ごとき」で。
驚くのは尤もです。ですが次に来るのは情報ソースのチェックでありましょう。冷静に,風聞憶説に惑わされず,ゆっくり検討しましょう。
その際,数字の確認は重要ではないかと思います。私,一度たりともソマリア地図を広げて各都市間の距離感覚をつかんだことなんかございませんが(モニタ上で見る程度です),エチオピア国境から22kmの地点まで18台のトラックで進出したからといってモガディシュ情勢に実体的な(軍事の実力的意味で)影響を及ぼせるとは思いもしませんが。
次の一手はなにか。慎重に見定めましょう。我々は冷静にソマリア情勢を観察できる,貴重な位置にいるわけですから。
ハウィエ氏族出身の有力者たちが合意。外国人勢力に母国に帰るよう警告する:
Garowe Online Govt ministers, ex-warlords 'declare war' on Al Shabaab May 20, 2009
モガディシュ発,5月20日。19日,もと軍閥の指導者たちおよび政府閣僚が会談,アルシャバブへの戦争warを宣言する。会談場所は大統領公邸ちかくのホテルで行われ,参列者は司法相Sheikh Abdirahman JanakowはじめMohamed Qanyare,Muse Sudi YalahowおよびOsman Atto議員。全員,ハウィエ氏族所属だそうです。
このアルシャバブなる勢力,ハウィエ氏族の居住地帯,中Shabelle,HiranおよびGalgadudを支配せんとしまた現在相当な自由行動を得ているわけでして,なんともうしますか『うちらのシマでなにやっとんじゃこの若造ども』ってわけでしょうか。
司法相が報道陣に曰く,幾点かの合意に達したそうで,そのうちの一つが「反平和,反イスラム法の"anti-peace and ant-Islamic law"」アルシャバブに対する戦争である。「我々は会談で外国人戦闘員問題について協議した。我々は,彼らに母国に帰るよう促すものである」。
長くソマリア問題を眺めてきた向きには,なかなか興味深い名前が並んでるんじゃないでしょうか。
司法相はイスラム法廷の上級指導者であり―他のwarlordsは,イスラム法廷勢力に敗北を喫したモガディシュ勢力であったからです。
参照:「Alliance for the Restoration of Peace and Counter-Terrorism」(英語版Wikipedia);「12 May 2009見た記事メモ:7000もの兵力があればかなりのことができそうですが」
Garowe Online Somalia: President pardons 14 prisoners May 20, 2009
大統領が嘆願を受け入れ囚人14名に恩赦。とゆーか前大統領治下テロリスト容疑で拘束されたりしたうち,無実の様子の者たちを解放したというところか。司法制度の恣意的な運用がなされぬよう,こうしたチェックもしていきますよ,というアピールでしょうか。
Garowe Online Somalia: Al Shabaab leader 'wounded in blast': sources May 20, 2009
…昨日でしょうか,お伝えしたアルシャバブの『爆発物の取り扱いをとちって大爆発させて外国人戦闘員4名を含む大損害を出した事故』ですが,負傷者の列の中にアルシャバブ設立メンバーの一員にして現行指導者Sheikh Muktar Abdirahman "Godane"が入っていたとのこと。
訓練目的で爆発物を扱っていたら間違って17人もの爆死者を出す大惨事。SSもビックリの実戦的訓練ですね…。…彼らだって,師団レベルの演習で数名の死者を,って程度じゃなかったか的なー…。
…まあその。リーダー様と外国人戦闘員グループの物理的心理的距離の近さを思わせるエピソードではあります,はい。
あと思うのですが。
『エチオピアがソマリアに再侵入! ああこれは(ry』というのは無論心配になることではあります。ですが報道当時現在,20数キロ進入して主要道路を占拠,検問している「にすぎない」ですよね? しかもたかが18台のトラック装備「ごとき」で。
驚くのは尤もです。ですが次に来るのは情報ソースのチェックでありましょう。冷静に,風聞憶説に惑わされず,ゆっくり検討しましょう。
その際,数字の確認は重要ではないかと思います。私,一度たりともソマリア地図を広げて各都市間の距離感覚をつかんだことなんかございませんが(モニタ上で見る程度です),エチオピア国境から22kmの地点まで18台のトラックで進出したからといってモガディシュ情勢に実体的な(軍事の実力的意味で)影響を及ぼせるとは思いもしませんが。
次の一手はなにか。慎重に見定めましょう。我々は冷静にソマリア情勢を観察できる,貴重な位置にいるわけですから。
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