「研究者が減り続けて流石にやばい!研究者を増やせ!となった時、そこで新たに研究者として採用されるのはその時点で博士課程なり修士課程を修了した所謂新卒で、ロスジェネは永遠に日陰者」という以前見た誰かの言葉が現実味を帯びまくっててツライ
— のりなり (@tongyoshi) 2018年6月16日
といって私にしたって:
後輩に対しては非常勤、任期付の職を早く譲らねばと思いつつ、他方同時に、先輩諸氏からは「いやー、職に就くの遅かったから、席を空けるわけにはいかないんだよねー」とふんぞりかえられてしまう幣業界ロスジェネ模様。
— skrnmr (@skrnmr) 2017年5月31日
…いやまあ、私は任期なしですけど、正直、ここは若い人が修行する場所という気もして。
というかそろそろ幹部候補生コースに入れられる感があり。
世代論として考えると、いわゆるロスジェネ世代はどこに移ろうと、何かに巻き込まれる可能性が高く、そういうのを無視して研究一本なんてスタンスだと下の世代のヤバイ奴らとずっと競争しなきゃならんので、まあ自分の生き方決めて頑張ろう
— nasastar (@nasastar) 2018年12月20日
私は…若い世代と同じスキームでやってる、というか…兄弟弟子世代で、比較的若い世代にあり、かつ兄弟子の学生と同様の研究手法でやってる、「オジキ」的位置なのだ…。
そんなこんなで、ロスジェネ世代の憂愁ネタをメモしていたのを収集しておく。
なにしろ来年度は(以下略
もう10年もしたら独り身のロスジェネが50代に突入して親も死に始めるし身体もきかなくなるし非正規でも雇いづらくなるやろ、そうなった時に7万円くらいの目くされ金なBIと空き家改造したシェア借家で飼い殺そうってプラン決して非現実的じゃないと思うのだ。
— dada (@yuuraku) 2019年3月2日
…近い将来の社会保障について。実際そのとおりかと。
そしてこいつを見ると、96年卒の切込隊長はロスジェネでも「まだマシ」だったりする。98年~00年の大学卒就職率のメジャーで通用しそうな落ち方を見よ図録▽学歴別就職者数および大学卒就職率の推移 https://t.co/yPeLxBVpSt pic.twitter.com/nCRj3b6lm3
— 有村悠@C94・1日目東ミ20a (@lp_announce) 2018年6月28日
直前に何があったか?1997年に橋本龍太郎内閣が消費税を3%から5%に上げた。すると(色々要因はあるが)2年で4兆円税収増の目論見が、実際には4.4兆円税収減https://t.co/quA6yBJ9oI
— 有村悠@C94・1日目東ミ20a (@lp_announce) 2018年6月28日
ロスジェネ世代の悲惨さが数字にしっかり現れてますな……/データえっせい: 40代前半男性の所得中央値: https://t.co/cczBjxXFJd
— たけぞう (@takezo1969) 2018年7月16日
データえっせい 40代前半男性の所得中央値 2018年7月14日土曜日
…上位20%にぷらぷらではあるが入っているあたり、一応、私は恵まれたグループではまあ、ある…。
そういう個人的な問題はさておき、収入下層が各階級で地味に増えてて、中央値が下がっているあたりが辛い。300万円台が2.6%も増大しているのが、リアルにキッツイ。つまり労働力を買い叩かれているわけだから。
「今回みたのは男性個人の所得ですが,世帯年収の変化でみたら,様相は違うかもしれません。共働きが増えていますしね。同年代の世帯所得も出して,男性個人の所得と対比させたら,妻の稼ぎ寄与度が出てくるかも。以前に比して,増えていることは間違いないでしょう」
とまあ、共働きが一般化したことにともなって―と。要は数十年前の「三チャン農業」の現代版だな。「三チャン」が基礎的な食料を賄うぶん、トーちゃんの給料は安く抑えることができた、というあれ。いまは、嫁がパートで働いてるんだから、食うには困らないだろ?と言われているわけだ。
…いや、正規の料金を払うように社会改革を…とは主張したい。働けてるだけありがたいと思え、とかブラック思想はやめてよね、とか思うのだが。
ロスジェネは同世代内の断絶というのも深刻で、迂闊に「あの人どうしてるかな?」などと旧交を懐かしむことすら憚られる空気があるのよな…。たぶん他の世代にはない感覚なのでは。努力や根性では説明のつかない理不尽が、正規の職や家庭や子供を持つ者と持たざる者を分断して孤立させてきたように思う
— miyako (@myako_ko) 2018年8月15日
わかる。一方では「それ、大卒エリート(あるいは都会人)の話っすよね」という気持ちもあるにはあるが。
なんていうか、「こんな薄給では嫁の来手もない」と言って怒れなかったロスジェネからこっちグダグダになったということを考えている。バブル崩壊×世代人口2位の過当競争で「職なし・薄給でもあれば御の字」みたいなのが全面的に肯定されて、その親世代も「そのうち回復するでしょ」の雑楽観が…。
— じゃん姉 (@rosysea22) 2019年1月23日
いやなあ、怒るもなにも、だって、統計的な数字としては、世代的に薄給に抑えられたからこそ嫁の来手がないということがわかる一方、個々人的には個人の属性の問題として処理されるわけであって。だいたいが、怒ろうとしても「黙れ不細工」「うるさい貧乏人」とかで済んでしまったでしょうに。
”軽自動車なんか乗ってる貧乏人はイヤ”というのもありましたな。別に私はジムニー愛をパートナーに押し付ける気はありませんが。
彼氏の車が軽でした。死にたいくらい恥ずかしくて惨めな思いのデートでした。 軽なのか二等なのか乙なのかわけわからないですよね。しかも今度は魚雷を40本積むんだとか言ってて... あたし何かおかしいこと言ってますか?普通の感覚ですよね? pic.twitter.com/NUWylVR3vD
— 酒樽 蔵之介 (@KulasanM) 2019年1月29日
私はいいと思う、軽巡。頑張れば連合艦隊旗艦もできるっ!
というあたりで娯楽コンテンツの話を:
この十数年、「社畜が、神様の手違いで死ぬはずじゃなかったのに死んでしまい、補填としてチートを手に入れ、前世(今世)の記憶と知識を持ったまま、未発達の異世界に転生して俺TUEEEEする」という異世界転生ものが流行し、ジャンルとして定着している。主な消費層は恐らくロスジェネ前後。
— 加藤AZUKI@「忌」怖い話Echo怪談 (@azukiglg) 2018年11月10日
その割に、水(水質)は日本準拠になってて、異世界転生物でまだ「生水の煮沸」「水の濾過」を見た記憶がないんだよなあ……。工場による化学汚染以外で、清水、井戸水は濾過煮沸せずにそのまま使われてる描写ばかりで。水道天国日本ならでわか、アレ。@G3104
— 加藤AZUKI@「忌」怖い話Echo怪談 (@azukiglg) 2018年11月12日
つ「科学的に存在しうるクリーチャー娘の観察日誌」
これ、単に労働力どうこうだけでもなさげでな……いわゆる「おたく」コンテンツ界隈で喰うとる業界も自分らの顧客の中核が実はロスジェネだったことに気づいた頃にはもう手遅れなんでね?(´・ω・`) https://t.co/YIoP2guqL5
— king-biscuit (@kingbiscuitSIU) 2018年11月5日
穏当に言えば:
最近のマンガのスピンオフとか無理くりな続編、その世代狙い撃ちでスゴイっすよねw
— うんこつかみどり (@unkotsukamidori) 2018年11月5日
あまり穏当でない例を挙げれば:
関連:「萌えとエロと、そうした感覚に関する世代差とに注意(2018-10-07)」
関連:「児童書の絵柄の“萌え絵化”についてのメモ(2018-10-10)」
関連:「そりゃ世代的・背景となる文化ごとに違う見方をするし、その「常識」は変化してゆく(2018-10-27)」
今現在のエロコンテンツでのブルマ・スクール水着がいつの時代のそれか、と言う点に注意を向ければよい。
でまあ、昨今の私の認識としては:
初代氷河期世代を社会的・経済的に救済できなかったことで、この社会の「詰み」度が一気に高まった感がありますね。 https://t.co/XwyDHbRHR3
— 白饅頭 (@terrakei07) 2017年5月30日
ンなもんだ。
なお、ようやく非正規の仕事等々であれ、そこそこ目先が明るくなって40歳初産なんて例が増えたっぽい。つまりひとりっこ。夫婦ふたりから一人っ子。従って人口は単純に半分になる予定。
まあそういうこともあって、私にくる縁談は「私と私の母の老後の生活の面倒を見て☆」というものになるんでしょうな。
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