公的医療施設が新生児の生命を守る機器を買う250万円のカネが無くて寄付を募る一方で迎撃ミサイルに数千億とか外国の原発のケツ持ちに数千億とかオリンピック競技場に数千億とか。国家として崩壊してるとしか思えない。https://t.co/x9JbZqZRzT
— SIVA (@sivaprod) 2017年9月7日
わりと同意できそうなのだが,「迎撃ミサイルに数千億」については,よけーなことするよけーなアレがいなければ,そもそも必要なかったのであり,よけーなアレに主たる責任を負わせたいところではあろう。なにしろ我々,冷戦まっただなかでも,ろくろくシェルターも防毒マスクも民間防衛もしてこなかった,リアルお花畑国家である。にもかかわらず,冷戦が終わったはずなのにこの体たらく。誰がよけーなことやったのかと。
なお,「コトが起こった場合に死ぬ数」を基準に優先順位を付けようとすると,まあ防衛ミサイルは順位は高くなるかなあともいえる。価値観の相違やリスクの評価に立場はあろうけど。
また「外国の原発のケツ持ちに数千億」のフレーズには注意を要する点があり,日本国憲法前文の精神云々という高尚な話のほかに,容易に「外国」人「のケツ持ちに」と転用可能な点に注意したい。…生活保護に在日外国人を含めるかどうか,にすぐさま転用できる。
ここにも,価値観の相違やリスク評価の基準の相違があるわけで,こういうところにこそ慎重な議論を要するところ,国会論戦は延々と大雑把な週刊誌的話題であふれかえり,与党が『あ,イイっす。そゆこと言いたいなら言っててください。実務はこっちでやらせてもらいますんで』なんて態度に出て,政策に”動脈硬化”がでてんじゃないかなーという気は多少する。
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