ウボンの玄関口の最後はバス・ターミナルです。昨年訪れたウドーン・ターニーは市街地の中心に長距離バス・ターミナル、市街地の外れに中・近距離バス・ターミナルの2か所がありました。ウボンのバス・ターミナルは市街地から車で約20分程の少し離れたところにありました。ターミナル自体は比較的新しく見えたので、おそらく以前は市街地にあったのでしょう。ウドーン・ターニーのように2か所に分散したのではなく、そっくり移転させたのだと思います。
建物(↓)いままでに訪れた都市のバス・ターミナルとは違いタイ風でした。
ここのバス・ターミナルではラオスのパクセを行き来する国際バスが運行されてます。以前は1日4本が運行されていたようですね。料金は250バーツだったと記憶してます。
ターミナルの中に入ると、他の都市と同じような作りでした。この日は日曜日でしたが人はまばらでした。2か月後の「ロウソク祭り」の時は賑わうでしょう。
タイのバスの特徴として、長距離バスに比較して中・近距離を走っているバスは日本では廃車になるような代物です。↓バスはベンツ社製です。本当かな?バンコクでコピーのプレートが売られているのを見たことがあります。もし、本当だとしても、↓右の運転席を見ると、コード類は剥き出し、計器パネルはアナログ、そして運転席の狭さ。そもそもまともに走るのか心配です。
タイのバスは国営公社が主体となって運行されてますが、民間も多く参入してますた。↓のバスは民間のバンコク行きVIPバスです。ウボンからバンコクまではおよそ13時間かかります。
日本ではバスにエアコンが付いているのは当たり前ですが、タイではエアコンが付いてないバスのほうが多くは走ってます。したがって、料金体系もVIP、エアコン付き、エアコン無と分かれてます。ウボンからバンコクまではエアコン付きバスで700バーツ程度、VIPバスは1000バーツ程度はします。