第101回全国高校野球選手権神奈川県大会(終わり)

　決勝戦、東海大相模vs日大藤沢は、24-1で東海大相模が勝利し、甲子園出場を決めました。この結果を予想した人はいるでしょうか。神奈川県では準決勝戦以降コールドゲームの規定が適用されません。
　日大藤沢の先発武富君は、前日の準決勝戦も先発し完投。決勝戦では3回1/3で降板。疲れが残っていたのでしょうか。

　現在、高校野球の投手起用法など様々な議論が起きています。その中に、部員数の問題があります。神奈川県は顕著で、強豪校の中には、70～100名近い部員数がいます。夏の大会に登録されない部員は6月で引退。毎年強豪校同士で引退試合を行う高校もあります。入部してから引退するまで、練習補助で終わる生徒が大半です。一方、部員数が足りずに、連合チームを構成しなければならない学校もあります。その数は年々増えつつあります。
　
　プロ野球球団は、近い将来サッカーのユースのような組織をつくる構想があるようです。今後、高校野球を巡る議論は白熱するでしょう。

第101回全国高校野球選手権神奈川県大会(予感的中)

　ベスト4が確定。そこに、横浜の名前にはありません。

　　　東海大付属相模高校(東海大相模)
　　〇県立相模原高校(相模原)
　　　桐光学園高校(桐光学園)
　　　日本大学藤沢高校(日大藤沢)

　横浜の対戦相手は相模原。6回終了まで横浜が5-0でリード。ところが、7回裏、横浜先発投手が突然乱れ降板。プロも注目する及川投手が緊急登板しましたが、打ち込まれ同点とされました。横浜は8回表1点リードしましたが、その裏に逆転され、6-8で敗戦。
　今大会、横浜が勝ち上がる過程での最初の関門は、4回戦の三浦学苑(三浦)戦と予想していました。三浦にはプロ注目の渡辺投手がいます。結果は3-1で横浜の勝利。これで、横浜は東海大相模との戦いを想定した戦力をたてたと思います。
　相模原は、ノーシードでベスト8まできました。県内でも有数の進学校ですが、打撃に卓越した指導力も持つ監督が就任したことにより、力をつけてきました。
　横浜の勝ちを予想してはいましたが、頭の隅には相模原に打ち込まれる予感がありました。それが、的中した結果となってしまいました。

　私は、日大藤沢vs鎌倉戦を観戦。9回表まで日大藤沢が4-0でリード。

　　

　9回裏、鎌倉は一死満塁のチャンス。応援もヒートアップ。

　　

　　

1点を返し、一死一、三塁。最後は併殺打で試合終了。日大藤沢の先発投手が踏ん張りました。日大藤沢の監督は、元中日ドラゴンズ山本昌投手の弟さんで知られています。

　　

　準決勝戦は、27日(土)に

　　　東海大相模vs相模原
　　　桐光学園vs日大藤沢

が行われ、決勝は28日(日)となります。台風が接近しており、順延の可能性もあります。


　

第101回全国高校野球選手権神奈川県大会(ベスト8)

　22日(月)、3球場でベスト8をかけた試合が行われました。勝利したのは、　

　　　東海大付属相模高校(東海大相模)
　　　相洋高校(相洋)
　　　横浜高校(横浜)
　　〇県立相模原高校(相模原)
　　　桐光学園高校(桐光学園)
　　　向上高校(向上)
　　　鎌倉学園高校(鎌倉学園)
　　　日本大学藤沢高校(日大藤沢)

となりました。
　今後の日程は,
　　24日(水)
　鎌倉学園vs日大藤沢
　　　桐光学園vs向上

　　25日(木)
　　　東海大相模vs相洋
　　　横浜vs相模原

27日(土)には、準決勝が行われます。私の予想は、

　　　日大藤沢vs桐光学園
　　　東海大相模vs横浜

です。22日(月)は、東海大相模vs湘南を観戦。東海大相模が細かな加点で勝利しました。

　　

　　



　　

第101回全国高校野球選手権神奈川県大会(ベスト16)

　ベスト16が出揃いました。

　　　東海大付属相模高校(東海大相模)
　　〇県立湘南高校(湘南)
　　　相洋高校(相洋)
　　〇横浜市立戸塚高校(戸塚)
　　　横浜高校(横浜)
　　　光明相模原高校(光明相模原)
　　〇横浜市立横浜商業高校(Y校)
　　〇県立相模原高校(相模原)
　　　桐光学園高校(桐光学園)
　　〇横須賀市立横須賀総合高校(横須賀総合)
　　　向上高校(向上)
　　　横浜創学館高校(創学館)
　　　鎌倉学園高校(鎌倉学園)
　　　横浜商科大学高校(横浜商大)
　　〇県立座間高校(座間)
　　　日本大学藤沢高校(日大藤沢)

　今大会では、公立高校(〇印)の躍進が目立ちます。湘南、Y校は伝統校として知られていますが、他校はここ数年力をつけてきました。躍進の原動力は投手です。
　20日(土)観戦した横浜市立桜丘高校vs県立座間高校。結果は座間がベスト16に進出しました。小柄な右腕投手でしたが、決め球のストレートには威力がありました。

　　

　　

　公立高校の試合でしたが、スタンドは満員に近い状態でした。

　　

　　

　　

第101回全国高校野球選手権神奈川県大会(ドリームランド)

　横浜薬大スタジアムは、横浜市戸塚区俣野公園内の野球場です。かつて、この地には日本のディズニーランドをうたう「横浜ドリームランド」が、1964～2002年までありました。閉園後、横浜市が敷地を買取り、北部に俣野公園を建設。南部を横浜薬科大学に売却しました。大学は、横浜市から野球場の施設命名権を所得しました。

　　

　大学の敷地内にそびえ立つビルがあります。これは、ドリームランド時代に建てられたエンパイアホテルです。現在は、改装され図書館として利用されているようです、

第101回全国高校野球選手権神奈川県大会(やっと太陽の下で！)

　神奈川県大会がはじまり10日が経ちました。梅雨の天候に順延がありましたが、予定通り行われています。しかし、青い空、太陽の下での試合は、16日まで皆無。ところが、17日は昼少し前から、太陽が顔を出しました。仕事が夕方からだったので、早々試合観戦に出かけました。
　試合は、日本大学藤沢高等学校(日大藤沢)vs横浜隼人高校(隼人)。両校とも県下では強豪校として知られています。会場は、横浜薬大スタジアム。

　　

　スタジアムは、立ち見も出るほどでした。強豪校同士の対決、久しぶりの青空だったからでしょう。

　　

　　

　結果は、日大藤沢の延長サヨナラ勝ち。隼人の投手はコントロールが定まらず、四球から自滅してしまいました。

　　
　　

第101回全国高校野球選手権神奈川県大会(来月7日開幕)

　先週8日(土)、第101回全国高校野球選手権神奈川県大会の抽選会が行われ、組み合わせが決まりました。189校が出場。7月7日(日)の開幕から28日(日)の決勝戦まで、甲子園への切符をかけた熱戦が繰り広げられます。
　150㌔左腕及川を擁する横浜が大本命。しかし、春の関東大会で優勝した東海大相模、プロが注目する野手がいる桐蔭学園なども頂点を狙っています。
　最初の激突は、順当に勝ち進めば、4回戦の東海大相模vs慶應になるでしょう。