日米通算200勝を達成したMLBナショナルリーグ西地区サンディエゴ・パドレス所属ダルビッシュ有投手は東北高校出身で、1年先輩にプロゴルファー宮里藍さんがいました。ダルビッシュ有投手は入学直後からエースで、2年生春から3年生夏まで4回連続甲子園大会に出場しました。2年生のときはマウンド上の態度が批判されたこともありました。しかし、下の記事を読むとチームメイトとの絆は強かったようです。
今月に入り横浜市立図書館の蔵書検索サービスに関する記事を一度投稿しました。このサービスが導入されるまでは、直接図書館に出向き借りました。希望する本がないか貸出中ならば無駄足を運んだことになります。
今日もこのサービスを利用し、村上春樹さんの紀行小説に登場したポール・セルー「鉄道大バザール 下」を借りました。
「上」ではなく「下」としたのは、東南アジアの旅がはじまるからでした。出発地に選んだのはビルマ(現ミャンマー)のラングーン(現ヤンゴン)でした。
私の記憶では、10年ほど前から図書館の運営を民間に委託する地方自治体が増えています。横浜市もその一つです。さらに一歩進んで、図書館を情報発信基地にする自治体もあるようです。下の記事に書かれていました。
2021年4月14日、冷たい雨にもかかわらず在日ミャンマー人グループ60人以上が都内・千代田区のとあるビルの前で抗議活動を行いました。抗議活動の主催者は、「日本とミャンマーを繋ぐ太いパイプとは、すなわちJMAと国軍の繋がりであるし、日本政府が曖昧な対応を取り続けるのはJMAの誤った情報が原因だ」と激しい口調で非難しました。JMAとは「一般社団法人日本ミャンマー協会」(Japan Myanmar Association)のことで、日本とミャンマーの民間レベルによる経済交流を推進することを目的として設立され、「日本の対ミャンマーODA(政府開発援助)の取り仕切り役と呼ばれています。
この協会の会長渡邉秀央氏(元郵政大臣)は、2021年2月1日に発生したミャンマー国軍によるクーデター前月下旬から2月中旬までミャンマーに滞在していました。クーデター前には、アウン・サン・スー・チー国家最高顧問、ミン・アウン・フライン国軍総司令官と会談していました。このことを「ミャンマー危機 選択を迫られる日本」(永杉豊著書 扶桑社発刊)で知りました。
この本は図書館で借りました。ミャンマー語を勉強しようと、参考になる本を横浜市立図書館の蔵書検索サービスを「ミャンマー語」で検索した結果の中にこの本が載っていました。
自宅近くの区立図書館にあったので早々に足を運んで借りました。前述した渡邉秀央氏の行動は、この本から引用しました。
投稿の「ミャンマーのクーデター日本政府は知っていた?」は私の憶測です。しかし、クーデター直後ならば国軍の手で隣国タイまでは行けたはずです。なのに20日近く滞在していたのは何のためでしょうか。あらかじめクーデターを知っていて、ODA案件の調整をしていたのではと勘ぐってしまったからです。
MLBアメリカンリーグ東地区トロント・ブルージェイズに所属する菊池雄星投手の好投が続いています。MLB在籍年数は今年で6年目になります。昨年は規定投球回数に到達し11勝をあげました。今年は5月16日現在9登板2勝3敗防御率2.60。ほぼ毎試合1~2点で抑えているのですが、地区最下位チーム打率.228の打撃陣では援護が期待薄です。
菊池投手が試合後のインタビューで度々聞く言葉があります。それは「試合をつくること」「ローテを守ること」。昨年は中4~5日のローテーションで32試合に登板。これは故障や調子の波がないこと証明しています。
新聞記事には「好調の要因はフォームが安定したことだという。昨年から投げ終わりにサードにへ流れる動きが定着したが、数年前に古武術の稽古を受けるなどし、力の抜き方を覚えて球威が増した。」と書かれています。
昨年、NHKBS「ワースポ×MLB」でブルージェイズの本拠地「ロジャーズ・センター」が紹介されました。その案内役を務めたのは菊池投手夫人でした。夫人はインタビューの中で「主人はオフシーズンでも自宅庭でシャードピッチングを繰り返している」と語っていました。
昨年12月から今年2月にかけNHKBSで「あきない世傳(せいでん) 金と銀」が放送されました。原作は「みをつくし料理帖」がベストセラーとなった髙田郁さんの同名小説です。ドラマの舞台は江戸時代中期の呉服店。当時の呉服店の主な取引相手は大名や武士、大商家であり、決済については6月と12月の年2度払いか、12月の1度払いの掛け売りが慣例となっていました。呉服店は請求日まで代金を回収できず、商品の仕入れもできません。さらに請求しても順調に回収できないリスクをともなうことになります。そこで考案されたの商法が「店頭売り」「現金、掛値なし」でした。
ドラマでは、この商法を導入し店が繁栄するまでが描かれたいました。私はこの原作を読んではいません(全13巻)が、その引用文献から書かれたと思われる著書が刊行されていたので購入し読み始めました。それは「三井大阪両替店」(著書:萬代悠 発刊:中央公論社)です。
江戸時代初期に創業された「三井大阪両替店」とは今の三井グループ(中核は三井物産、三井不動産、住友三井銀行)の「元祖」とされています。読み始めたばかりですが、現代につながる人事制度などが詳細に記述された興味深い一冊です。
私は出勤前にコンビニエンスストアに立ち寄り「ドリップコーヒー」を購入します。それ以外にコンビニエンスストアでは2日の一度「紙巻たばこ」、土日に「日本経済新聞」を購入するだけで、店側からすれば貢献度の低い客の1人です。しかし一つだけ「貢献」した商品があれます。それは「蒙古タンメン中本 辛旨味噌」です。
「貢献」と書いたのには理由があります。2023年に最も売れた商品だからえす。
MLBナショナル・リーグ中地区のシカゴ・カブスに所属する(元NPB横浜DeNAベイスターズ)今永昇太投手(30)は、開幕から好調が続いています。7試合に先発し5勝無敗。防御率にいたってはアメリカン・リーグを入れて第1位です。開幕前のテレビインタービューでは不安を口にしていたのですが。
好調の理由は、同西地区サンディエゴ・パドレスの(元NPB北海道日本ハムファイターズ)ダルビッシュ有(37)からの教わった「自分を許す」でした(新聞記事赤線箇所)。
日米通じて20年エースとして投げ続けている投手だからこそ言えるのでは。
GW期間中に小澤征爾さん自筆の自伝「ボクの音楽武者修行」(新潮社刊)を読みました。1959年著者が24歳のとき、まだ個人の海外旅行が認められていない時代に神戸から貨物船で渡欧し、ブザンソン国際コンクールで優勝、1961年ニューヨーク・フィルの副指揮者になって凱旋(がいせん)帰国した濃密な2年間の足跡が書かれています。
1980年新潮文庫から初版が刊行され、その後改版があり2024年52刷となりました。私は旅行記として読みましたが、音楽家を志す人にとってはバイブル的な一冊なのでは。
ミャンマーのクーデターから3年が経過しました。クーデター発生時に拘束されたアウンサンスーチー国家顧問の今は。読売新聞4月18日(木)付朝刊の記事では、刑務所から他の場所に移送されました。
昨年、夏場ごろにも同様の報道がありました。真偽はどこに。
また、6年減刑され27年となります。高齢なので体調が心配です。
3日(金)、準決勝第2試合の横浜vs東海大相模戦と4日決勝戦の武相vs東海大相模戦の2試合を観戦しました。
まずは横浜vs東海大相模戦は1-5で東海大相模の勝利。東海大相模戦は昨年のエースで今春同校を卒業した石田投手のクローンのような藤田投手が先発。横浜は序盤の好機を生かせず敗戦。昨年の秋季大会では貧打で苦しんだ横浜でした。今大会では準決勝戦前までの4試合で52得点。貧打は解消されたようですが、この試合に限っては抑えられてしまいました。
決勝戦は熱戦となりました。両校とも準決勝戦にエースを投入したことにより、決勝戦は継投策を覚悟していたでしょう。結果は、武相打線が東海大の投手を打ち砕き、優勝しました。実に42年ぶりでした。
武相の先発は今大会初登板の三上投手。撃たれれば奇策といわれたでしょうが結果完投勝利。8回表を終わり9-4で武相の5点リード。ところが、その裏失策、死球、捕逸で1点差にせまれました。選手はこれまで経験したことがない緊張で、体に力がはいったのでしょう。9回裏も2アウト満塁。ヒット1本で逆転サヨナラの状況でしたが、三上投手の気迫で押さえました。
武相の選手は夏に向かって大きな自信を掴んだとはずです。優勝に瞬間、選手、一塁側武相スタンドは42年ぶりの歓喜で盛り上がっていました。