タイ国鉄が、オンライン予約・座席選択システムを導入しました。↓の記事を読んで驚いたのは、クレジットカード支払の場合、追加料金が課せられることです。ウェブ予約に割引が適用される時代に、考えられないことです。クレジットカードの利用料金の回収には1か月近くかかるのが通例です。赤字体質のタイ国鉄は、キャッシュ化までの時間を金利として、利用者から徴収しようとしているのでしょう。
赤字体質を顕著に表しているのが、記事の中断に書かれている高架鉄道空港線(エアーポートリンク)の急行列車です。この列車は、マッカサン駅にしか停車しません。この駅にはある売り?がありました。それは搭乗手続きができるチェックインカウンターがあることでした。
ここで手続きを済ませた人は、急行列車にしか乗車できないシステムとなっているのです。私もこのシステムを一度だけ利用したことがあります。カウンターがあるフロアーには人の姿が見当たりませんでした。カウンターの職員に「今日何人利用しましたか?」と尋ねたら、「あなたで9人目」と返ってきました。時間が午後7時頃だと記憶しています。これは全く利用されていないに等しいことです。赤字になるのは当然ですね。