タイ政府は4月1日から1日あたりの最低賃金を300バーツ(約780円)に引上げました。日給月給に換算すると月23日稼働で6900バーツ(約18000円)になります。現地で日系企業に勤務する知人の話ですと、約30%のアップになるそうです。この負担は大きいですね。当然、時間外単価にも反映されます。
タイの首都バンコクから100キロメートル圏内には、多くの工業団地が点在しています。バンコクを東京に例えると、西は静岡県沼津市付近までになるでしょうか。
ここには自動車産業、電機産業や精密部品産業など多くの日系企業が進出しています。昨年の洪水被害の報道で知った方が多くいられると思います。
今回の賃上げで影響を受けるのは、ここの日系企業です(他国の企業も進出してはいますが、その数と規模は日系企業とは比較になりません。)。新聞などの報道では、従業員の解雇、隣国ベトナムやマレーシアへの移転・移管などが起きる可能性を示唆していますが、私はそうは思いません。
その理由は、タイにとって日系企業はなくてはならない存在となっているからです。
私が駐在時代に営業で訪問した日系繊維企業の駐在員の方は、地域の大半の方がこの企業に勤めており、既に定年退職者も出ていると話していました。その方は2度目の駐在で、ご自身もここが最後の勤めになるとも話されていました。
過去に採算の悪化からインドネシアへの移転を検討したそうですが、地域に与える影響が大きいので断念したそうです。ただ、現地従業員には会社の経営状況を説明し、賃金のカットや定昇の凍結などに協力していただいたそうです。
タイと日本の交流は、昨日今日始まったわけではありません。工場が進出したのは今から50年前ほどですが、交流は数百年前まで遡ります。また、民主化が進むミャンマーは日系企業の進出を期待しています。この進出に国境を隣接するタイを水先案内人にすべきだと唱える日本人経営者もいます。
これらのことから、日本が今後ともタイへの貢献を続けることが、日本経済の発展に繋がると考えています。
全国的には知られてはいませんが、横浜でとんかつを食べるなら“勝烈庵”と言われています。
創業は昭和2年、今年で85年になります。神奈川県内と東京で20店舗を展開していますが、食事ができるのは馬車道の本店、横浜市内とJR鎌倉駅前の数店のみです。私は小学校に入学したあたりから、食道楽の父親に連れられて食べていた記憶があります。
普段はJR横浜駅に隣接する商業施設内のお店を利用していますが、先週21日(土)初めて馬車道本店に行ってきました。
ここのとんかつの特徴は特製の“衣(ころも)”にあります。口当たりもよくあっさりしているので、年配の方でも食べられます。それと、サンドウィッチも人気があります。
本店前には“ガス灯”がありました。
料理、店内の撮影は、本店らしい威厳が漂っていましたので遠慮しました。
宮里藍選手が米国LPGAロッテ選手権で通算8勝目をあげました。これで賞金ランクも2位に上昇しました。今年は開幕から上位の成績を残し、早い時期に勝ちそうな予感をしたファンは私だけではないと思います。
昨年と大きく違うのは試合初日の成績だと思います。今年は開幕から悪くても概ね10位前後でした。この位置ならば2日目または3日目に好スコアを出せば、最終日には良い試合できます。でも、昨年は下位の試合が多くありました。これですと、2日間好スコアを出さないと上位に入ることができませんが、かなり厳しいです。今年はショートゲームが良いようです。今後にも期待しています。
今秋9月27日から30日まで、自宅付近の横浜カントリークラブで日本女子オープンゴルフ選手権が開催されますので、応援にいくつもりでいます。
メージャーに参戦する前、横浜カントリークラブと道路を一本隔てた戸塚カントリークラブで開催された日本女子オープンゴルフ選手権で完全優勝(一度も首位を譲らず)しました。首都圏で開催されたことで4日間を通じ述べ2万人のギャラリーが入場したと聞きました。今年も藍ちゃんやさくらが上位についていれば、多くのギャラリーが訪れるかもしれません。この大会の直後には、戸塚カントリークラブでキャノン・オープンが開催されます。我が町は約2週間ゴルフ漬けとなります。
下の写真は、タイのパタヤで開催されたHONDA-PTT LPGA THAILAND 2010最終日の藍ちゃんです。この時は、バンコクからタクシーを飛ばして応援に行きました。
最近、何かと話題に登場するのが自転車の運転マナーですが、もし、世界で一台だけの自転車を待ったら変わるのではないでしょうか。横浜中区にオリジナル自転車を作成してくれるショップがありました。興味がある方は“アロー横浜”まで。
今日は恐縮ですが個人的な話題を取り上げました。↓の写真は、一部のコンビニで販売されているペットボトルです。中身は“水”です。ボトル表面には“観音温泉”と書かれています。極ありふれた名前ですが、家内の実家付近にも同名の温泉があるので、買ってしまいました。そして、ボトルの裏を見たら何と!“伊豆奥下田・観音温泉”と書かれていたのです。まさしく、家内の実家がある静岡県下田市の観音温泉でした。
私も何度か浸かったことはあります。今は知りませんが、ある時期横浜ベイスターズの選手が、リハビリで訪れました。また、オリンピック柔道日本代表も直前合宿で利用することもあるそうです。場所は、下田市街と西伊豆松崎温泉を結ぶ県道沿いを入ったところです。