10日(水)、横須賀スタジアムでの県立相模原高校vs県立立野高校を観戦しました。この試合を選んだのは、公立高校でシード校となった相模原高校の戦いぶりでした。しかし、結果は6-7で横浜立野高校の勝利。私の予想は相模原高校のコールド勝ちだったのですが。
5日(金)、開会式が行われました。今年は185校168チームが出場。初戦は7日(日)、決勝戦は24日(水)横浜スタジアムです。
第一ブロックのシード校は◎武相、横浜商(Y校)、横浜清陵(公立)、川崎総合科学(公立)、横浜、鎌倉学園、桐光学園、相模原(公立)。第二ブロックシード校は◎東海大相模、藤嶺藤沢、日大藤沢、三浦学苑、向上、藤沢翔陵、慶應、桐蔭学園となっています(◎第一シード)。
私が注目しているチームは投手陣が充実している東海大相模です。横浜は投手陣に不安があります。
3日(金)、準決勝第2試合の横浜vs東海大相模戦と4日決勝戦の武相vs東海大相模戦の2試合を観戦しました。
まずは横浜vs東海大相模戦は1-5で東海大相模の勝利。東海大相模戦は昨年のエースで今春同校を卒業した石田投手のクローンのような藤田投手が先発。横浜は序盤の好機を生かせず敗戦。昨年の秋季大会では貧打で苦しんだ横浜でした。今大会では準決勝戦前までの4試合で52得点。貧打は解消されたようですが、この試合に限っては抑えられてしまいました。
決勝戦は熱戦となりました。両校とも準決勝戦にエースを投入したことにより、決勝戦は継投策を覚悟していたでしょう。結果は、武相打線が東海大の投手を打ち砕き、優勝しました。実に42年ぶりでした。
武相の先発は今大会初登板の三上投手。撃たれれば奇策といわれたでしょうが結果完投勝利。8回表を終わり9-4で武相の5点リード。ところが、その裏失策、死球、捕逸で1点差にせまれました。選手はこれまで経験したことがない緊張で、体に力がはいったのでしょう。9回裏も2アウト満塁。ヒット1本で逆転サヨナラの状況でしたが、三上投手の気迫で押さえました。
武相の選手は夏に向かって大きな自信を掴んだとはずです。優勝に瞬間、選手、一塁側武相スタンドは42年ぶりの歓喜で盛り上がっていました。
昨日20日(土)、横浜・保土ヶ谷球場で2試合観戦しました。
第2試合前、横浜高校ベンチ脇に審判、選手があつまりなにやらチェック?
チェックしていたのは「金属バット」でした。その後3塁側に移動し、県相模原のバットをチェックしていました。これは下の新聞記事が起因しているのでしょう。
新基準の使用がはじまった今年の選抜大会の本塁打数はわずか3本でした。それまでの大会と比較すれば激減。ただ、昨日の試合では慶應義塾、横浜各1本スタンドいりしました。効果の検証は夏季大会(都道府県大会、甲子園大会)後になるでしょう。
今日21日(土)の試合で、慶應義塾、横浜、東海大相模、桐光学園、向上、横浜清陵(県立)、武相、日大藤沢になりました。
ベスト4は、
27日(土)、向上vs横浜清陵、武相vs日大藤沢
28日(日)、慶應義塾vs横浜、東海大相模vs桐光学園
の組み合わせです。注目の試合は28日(日)の慶應義塾vs横浜です。
今日21日(土)、両校の試合を観戦しました。慶應義塾は川崎総合科学(市立)に7-1で勝利。横浜は県相模原に13-0(5回コールド)で勝利。予想はむずかしいです。打力はやや横浜が上回り、投手力は互角の印象をもちました。
私が注目しているのは、横浜清陵と武相です。
横浜清陵は、強豪校の三浦学苑、横浜創学館を撃破しました。
武相は、巨人にドラフト1位で入団した島野投手を擁して甲子園大会に出場こともある古豪校です。しかし、近年は低迷がつづいていました。強豪校の横浜商業(Y校)、立花学園、相洋を接戦でやぶってのここまですすんできました。
今月6日(土)、2024年神奈川県高校野球大会が開幕しました。
本大会は、第106回全国高校野球選手権神奈川大会のシード権獲得と強豪校の戦力分析です。前年の秋季大会以降約7か月が過ぎました。高校生選手は、この間に大きく飛躍することがあります。強豪校にとっては、それを知ることが大事です。
決勝戦は来月4日(日)横浜スタジアムで開催されます。この大会で横浜スタジアムを使用するのは珍しいことです。
私は延長タイ・ブレーク制には反対です。昨日の「東海大相模vs横浜」の一戦のようにドラマが生まれる試合もありますが、あくまで自らチャンスを広げたわけではありません。あらかじめ「ノーアウト、ランナー1,2塁」のチャンスがあたえられます。横浜は3回戦、準決勝、桐光学園は4回戦が延長タイ・ブレークでした。これで、チームの真の実力を測ることができるのでしょうか。
MLBが「申告敬遠」の採用を検討した際、イチローさんは「野球じゃなくなる」と反対意見を述べていました。
その理由は、第一試合が「東海大相模vs横浜」だからです。事実上の決勝戦ともいえるでしょう。椅子席は満員で、外野席を開放しました。
試合は、9回表に東海大相模が同点に追いつき、延長10回タイブレークへ。
10回表、東海大相模は4得点。これで、決着かなぁ、と思ったら10回裏横浜が反撃。何とか勝つことができました。明日の決勝戦は横浜vs桐光学園。
結果、準決勝は、
桐光学園vs鎌倉学園
横浜vs東海大相模
となりました。
来年の選抜大会に出場条件は、関東大会の結果次第です。関東大会には県大会優勝校と準優勝校の2校が出場できます。各校、準決勝戦にエースを投入しなければなりません。
明日24日(日)、「慶應義塾vs桐光学園」の一戦があります。夏の勢いが続いている慶應が有利だと思います。ただ、このブロックでは大番狂わせがありました。私が慶應のライバルと予想していた相洋が3回戦で鎌倉学園に7-8で惜敗。最後までわかりません。
横浜は、前日、向上に延長10回タイブレークで辛勝。平塚学園は侮れないチームでしたが、5-0の完封勝ちでした。昨日の反省か、バントの多用が目につきました。
相模原球場は横浜からは少し離れているのと最寄り駅から遠いため、スタンドに空席が目立ちました。同時刻に川崎で慶應義塾の試合が行われていました。そちらにを観戦したファンが多かったのではないでしょうか。
試合結果は、7-2で横浜の勝利。しかし、ちょっと不安が残る試合展開でした。横浜2回裏の5得点は、立花学園先発投手の乱調と野手の失策からでした。決して打ち崩した結果ではありません。先発投手は、球速はありましたが、コントロールに難があるようでした。結果、横浜らしい野球をみることはできませんでした。
ライバルとなる慶應義塾と相洋は別ブロックで決勝進出を争います。試合巧者の横浜が、決勝戦までこぎつけることは可能だと思います。そうなれば、決勝戦で負けても、甲子園選抜大会出場の参考大会となる関東大会には出場できます。
この試合まで入場料は無料。両校とも応援の主体は、部員と父兄でした。
一塁側横浜応援席は父兄の姿が目立ちました。
三塁側立花学園応援席はピンク色のシャツを着た部員でした。
球場の駐車場に両校のバスが駐車していました。横浜は野球部専用バス、立花学園は汎用のバスでした。
スタンドはかわっていませんでした。本音を言えば何とかならないでしょう。
この球場は、小田急江ノ島線鵠沼海岸駅から徒歩10分ほどのところにあります。周辺は一帯は住宅街。ホームベースから外野を見ると、その先に高い建物はありません。
反対は、まさしく住宅街。その先は「海」です。
駅から球場へ向かっている時、今日試合がある湘南高校の選手と話をしました。同校は神奈川県一の公立進学校。夏の大会は、5回戦で横浜高校に負けました。それでも、公立校としては誇れる成績です。
23日(日)、横浜スタジアムでの「横浜DeNAベイスターズvs読売ジャイアンツ」を観戦。結果より気がかりなことがありました。横浜スタジアムは横浜公園の敷地内にあります。ここに、今季から試合開催日に限って喫煙所が設けられました。これは、野球ファンの喫煙マナーが悪いことによる対応です。しかし、それでも喫煙所外で喫煙する人が多くいます。
この方たちは、DeNAの厚意を感じてはいないのでしょうか。私も喫煙者です。