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東南アジア、台湾などへの海外旅行記などを中心に投稿しています。

東京国際空港(その1)

2011-01-31 22:36:40 | タイ

 東京国際(羽田)空港と新東京国際(成田)空港で、若干システムが異なることがありました。
 チェックインを済ませ、出国審査前の手荷物検査ではパスポートと搭乗券を提示しなければなりません。ここまでは両空港とも同様です。ところが、羽田空港では搭乗券を、機械に通しました。そうすると写真のシートが出力されて渡されました。
 出発時間になっても来ない搭乗客が出国審査を通過したか否かを確認する目的ならば効果はありますね。

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名曲喫茶「ライオン」(続き)

2011-01-29 23:21:13 | 雑記

 今日は今週26日(水)にとりあげた東京・渋谷の名曲喫茶「ライオン」の続きです。その日の記事にも書きましたが、紹介する起因となったのは読売新聞夕刊「しあわせ小箱」のコーナーのでした。今日はその全文を紹介します。ちょっと長いですが是非、読んで下さい。

クラシック1(24日)
 若者たちの街、東京・渋谷。道玄坂を中ほどまで上り、路地を右手に進むと、石造り風の古い洋館が現れる。昭和元年創業の名曲喫茶「ライオン」。玄関につるされたパンフレットには、誇らしげに「全館ステレオ音響完備」「帝都随一を誇る」とある。石原圭子さん(77)はその3代目店長だ。
 客席は旅客機の座席のように、一つの方向を向いている。お客が見つめる先は高さ2㍍、幅3㍍の巨大スピーカー。これが「帝都随一」のいわれだった。この音響装置の下の棚では、クラシックのレコード5000枚が今か今かと出番を待っている。
 先代の店長で夫の宗夫さんは4年前に亡くなった。石原さんは嫁いでから50年あまり。その半世紀はスピーカーから流れだす深く柔らかい音に、静かに身を委ねる客の姿を眺めて過ごした。
 「父さんと母さんはいつでもここでデートしていたよ」。先日、北海道から訪れた中年夫妻が我が子に聞かせる光景を見た。「まだやってたか!」。店に入るなり、叫んだ客もいた。
 最近は2階席の床がぎしぎしと悲鳴をあげ、経営も楽ではない。だが、店を閉めようとは思わない。「戻ってくるお客さんがいるから、やめるわけにいかないのよ」

クラシック2(25日)
 東京・渋谷の名曲喫茶「ライオン」の3代目店長、石原圭子さん(77)が店に来た50年前は、夫の義兄で創業者の山寺弥之助さんが店長。明治生まれを絵に描いたような頑固で厳しい人だった。
 日本橋で育ち、銀座でハイカラなものも多く見て育った石原さんは、巨大なスピーカーに驚くことはなかったし、レコードを扱ったこともあった。だが、店の看板である「帝都随一を誇る」音響設備は、やはり勝手が違った。
 初めて客のリクエスト曲をかけた日。針を持ち上げると、ウソのように軽い。それを、ぐるぐる回っているレコードに静かに載せるのは容易ではない。置き損ねてバチバチッと針が飛ぶと、すかさず「何やってんだ!傷つける気かっ」と怒声が飛んだ。
 レコードがとても高価な時代。石原さんは震え上がり、しゃれっ気から視力が悪いのにかけずにいた眼鏡を買いに走った。その後も、針を落とすのが難しい、レコードの途中に入っている曲のリクエストが来ないように祈った。
 怖くてあまり話せないまま、山寺さんは亡くなった。怒ったのは、一枚一枚のレコードを大切にする気持ちからだろう。指揮者によって同じ局が別のものに聞こえるくらい耳が肥えた今、心から思う。「もっといろいろ教わっておけばよかった」。

クラシック3(26日)
 半世紀も店にいると、いろいろな人に会う。東京・渋谷の名曲喫茶「ライオン」の店長、石原圭子さん(77)が客の奇抜な振る舞いに目を丸くしたのは一度や二度ではない。
 スピーカーの前で、髪を振り乱して指揮棒(タクト)を操る「マイタクト学生」、モーツアルトばかりリクエストして卓に突っ伏して聞き入り、隣の人が本をめくる音にも「うるさい」とどなる「モーツアルトおじさん」…。でも、そうした振る舞いも、音楽を愛するゆえと思えば、いとおしくなるから不思議だ。
 昔に比べると、最近のお客は随分おとなしいが、今でも「このスピーカーでなきゃ」と、わざわざ大阪からレコード持参で通ってくる変り種もいる。
 店のアルバイト森曠士郎さん(36)も、元々は客の一人だった。音大でピアノを学んだが手を痛めて中退、人生に絶望していた時、店で働き始めた。巨匠の音楽を聴く毎日は耳と心を鍛えた。鍵盤に触れずとも、間の取り方など演奏のイメージが次々浮かんだ。「また弾きたい」。強い気持ちがわいてきて、再び鍵盤に向かった。動かなかった手は緩やかに回復し、今ではピアノ教室で教えられるまでに戻った。「音楽には人を癒す力があるからね」。石原さんはにっこり笑う。

クラシック4(27日)
 東京・渋谷の老舗名曲喫茶「ライオン」は年中無休だった。大みそかは「第九」、正月は筝曲を流す。経営者の石原圭子さん(77)の夫で、先代店長の宗夫さんも「休まない」という創業者の意思を守り続けた。
 夫はとにかく、店のことになると一生懸命。「コーヒーを研究する」と言って、東京中の喫茶店を訪ねて歩いた。店をつかの間、人任せにして一緒に卓を挟んで座るひとときが好きだった。無口な人で、何を話すでもなかった。でも、しあわせな時間だった。
 お互いに年をとってきた頃、石原さんの意見で正月休みと夏休みだけはとるようにした。がんと分かったのは4年前。病床でも「店は大丈夫か」と何度も口にしたが、闘病は数か月で終わった。
 通夜も葬式も店で行った。ひつぎを大きなスピーカーの前に置き、一晩中、ありとあらゆる作曲家のレクイエム(鎮魂曲)をかけた。欧風のクラシックな内装と青白い証明。そこに幕を張り、ベートーベンやブラームスの肖像画に囲まれて線香がたかれ、お坊さんがお経を読む葬式は、何とも不思議な光景だった。その中で、息子や娘が父の思い出を語る姿を見つめた。たぶん、夫はこのお別れを気に入ってくれただろう。その日だけはコーヒーのにおいがしなかった。

クラシック5(28日)
 扉の前をうろうろしていた若者が遠ざかっていく。「あら、行っちゃった」。昭和元年創業の名曲喫茶「ライオン」(東京・渋谷)ではクラシック過ぎる外観のせいか、入店をためらう人をよく見かける。「怖くないのに」。そうつぶやくのも経営者の石原圭子さん(77)の日常だ。
 歩きながらでも、多様な音楽を聴けるようになった現代。7年ほど前には、「何かを変えるべきか」と夫と悩んだこともある。でも、行き着いた結論は、「来てくれる人がいる限り、同じスタイルで店を続ける」。音楽とお客さんのために、細々とだが働く道を選んだ。
 最近ちょっとうれしいのは、若い女性が増え始めたこと。村上春樹さんの作品に出てきた作曲家ヤナーチェクをリクエストする人も多い。人はきっかさえあれば、クラシックのすばらしさに気付いてくれるだろう。「がちゃがちゃした音があふれる世の中でこそ、心にしみこむクラシックは脈々と生き続ける」。そう信じている。


いつの間にオープンしたのでしょうか?(その2)

2011-01-27 22:47:11 | タイ

 国を問わず若者は「食に敏感」ですね。バンコクの渋谷「サイアム・スクエア」でも若者が列をなしているお店がありました。

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 店頭には人が並んでます。店内も若い人で満員です。

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 店名は「SOMTAM」です。まさかタイの名物料理「ソムタム」の専門店?ソムタムは日本の酢の物です。今の若い人が好んで食べるとは思いません。

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 次は果物が大好物なタイ人にはぴたりなお店です。「Tango」は「mango」をもじったのでしょう。

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名曲喫茶「ライオン」

2011-01-26 23:08:17 | 雑記

 昨日の読売新聞夕刊「しあわせ小箱」のコーナーで東京・渋谷の名曲喫茶がとりあげられてました。店の名前は「ライオン」です。思わず「あそこだ!」と叫びました(ちょっとオーバーですかね)。
 昨年末に休日出勤した際(私の仕事場の最寄り駅は渋谷駅です)、昼食をとるため渋谷で人気のある中華料理店に行きました。その帰りに時間があったので、周辺を散策していた時、名曲喫茶と書かれた看板が立っている店を見かけました。その店が「ライオン」でした。戦後まもない頃にオープンしたそうです。

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 場所は、渋谷駅から道玄坂の「しぶや百軒店通り」を入った奥にあります。

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 案内所と書かれている建物の右をまっすぐ進むと、左側にあります。この辺はとあるものが多く建っていることで有名な円山町です。

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マイペンライの精神です。

2011-01-25 23:36:32 | タイ

 スワンナブーム国際空港での出来事です。日本に帰国するためイミグレーションに並んでいる時のことでした。当然、私はエコノミークラスなので大勢の列の後尾に並んでました。ちょうど目の前に優先搭乗客専用の入口がありました。その入口にいた女性スタッフはビニール袋に入った物を、小動物が餌を口に運ぶように食べてました。私と目が合ったにもかかわらず、食べるのを止めることはしませんでした。そのうち、隣の女性スタッフにも勧めてました。日本では考えられないことですが、タイでは「マイペンライ」(平気、気にすることないなどの意味)なのです。

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タイの日常

2011-01-24 22:50:23 | タイ

 この国を訪れるようになって約10年が経ちました。10年も経てば色々と変わるのですが、道路の渋滞は益々酷くなってます。朝夕の通勤ラッシュならまだしも、午後の早い時間でもスクンビット通りは渋滞です。

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 スクンビット通りが渋滞しているため、Soi(ソイ:日本語だと横道ですかね)も渋滞してます。

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 スクンビット通りへの合流もままなりません。この国の運転手には「譲り合い」の精神はありません。

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 車の販売台数が年々伸びているのですから、渋滞が緩和されないのも当たり前ですね。

 変わったことが一つありました。BTS(高架鉄道)です。初めて訪れたときは開業して2年目頃でした。バスの運賃と比べて2倍から3倍していたので、朝夕の通勤時でも空いてました。しかし、現在は満員です。

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 バスとの価格差は今も変わってません。と言うことはタイ国民の経済水準が上がったのですかね。


Internet SIM

2011-01-23 21:38:12 | iPhone

 タイでも日本と同様にスマートフォンの利用者が増加してます。購入者は通話だけでなくインターネットの利用が目的です。そのため、インターネット専用のSIMカードが発売されてます。写真はそのパンフレットです。

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 特に人気があるiPhone、BlackBerryには専用のSIMカードがあります(そもそもiPhoneはmicroSIMカードなので専用で当然です)。BlackBerryには多くの特典が付いてます。
 とある所で知り合った女性はBlackBerryを2台所有しており、通話とインターネットで使い分けていると言ってました。


他の国でも同じでしょう。

2011-01-22 23:19:44 | タイ

 タイではプリペイドSIMカードを通信会社から購入し、SIMロックフリーの携帯端末に装着をして通話を開始することになります(日本では想像できないですけど)。当たり前のことですが、SIMカードには電話番号が設定されてます。この番号はパッケージに印刷されてます。人間の心理としては、車のナンバーのようにゴロがいい番号が欲しくなるわけです。そこで、タイではゴロがいい番号を入手した販売店では、その番号を店頭に掲示して販売してます。

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 このような番号は若干のプレミアム付きの価格となってます。その中でも、下の写真の番号は超プレミアム付きとなってます。主に販売されているSIMカードは概ね300バーツ前後でです。それからすると、「082-5566309」は2,000バーツですから約7倍、「08-09460946」は3,000バーツですから約10倍、そして「08-55555-059」は、なんと10,000バーツで約30倍となってます。この番号には横線が入っているので売却済みでした。

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以前から気になっていた物

2011-01-19 23:20:43 | 雑記

 写真は昨年の後半に渋谷駅に設置されている自動販売機です。普通の自動販売機のように、販売されている商品は表示されてません。

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 普段は真っ黒な状態です。たまたま、私の前を歩いていた二人連れの若い女性が販売機の傍を通りかかったら、上に写真のサインように白っぽくなり、次に販売している商品の映像が現れました(はっきりとは覚えてません。どこかに触れたかも知れません)。

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 恵比寿駅にも置いてあり、同じ日に実際に買っている人を見かけました。パネル操作をしながら購入してました。

 


やはり羽田便は便利でした。

2011-01-18 23:36:29 | タイ

 今日、早朝に羽田に着きました。定刻(6時55分)より30分程早く着きました。その後、入国審査、手荷物の受け取り、税関審査を経て到着ロビーには7時ちょっと前に出ることができました。ここまでにかかった時間は成田と変わりません。羽田からは自宅の最寄り駅まで行くバスが出てます(2レーンの二俣川駅行き)。これに乗って着いたのは8時10分頃でした。

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 成田便を利用した場合と比べ、時間も交通費も羽田便を利用するメリットは大でした。ただ、この時間帯に着く便が少ないため、バスを利用する人はまばらでした。おそらく赤字でしょう。


タイでも公開されてます。

2011-01-17 12:26:44 | タイ

 バンコクで木村拓哉さん主演「SPACE BATTLE SHIP ヤマト」と新垣結衣さん主演「ハナミズキ」が公開されてました。

 タイでは日本の食文化は深く浸透してますが、エンターテイメント(特に音楽と映画)は「韓国ブーム」に押され気味です。特にKARAや少女時代が人気があり、彼女たちのファッションをまねている若い女性も増加してます。

 昨日のブログでサイアム・スクエアにあるラーメン店「ちゃぶ屋とんこつらぁ麺CHABUTON」の写真を載せました。昨年12月には2号店が「セントラルワールド」にオープンしてました。私はこの手の情報に疎いので、ちゃっと調べてみました。そもそもはテレビ東京の「TVチャンピョン・ラーメン職人個人選手権」で優勝した森康二氏と「らあめん花月嵐」などを展開している会社が共同プロデュースし、タイでは外食大手企業が展開しているとのことでした。