こないだの日曜日に開催した初級スクール。乗り方でまず理解して身につけてもらうことは「バイクの芯に乗ってあげる」ということ。
 簡単そうで実はすごく難しくて、でも自然に芯に乗ることが出来るようになるとバイクとの一体感、安心感、快適感が高まります。
 バイクがどんな向き(前輪が高い、後輪が高い、左右に傾いている、またはこれらの複合)になっていても、常に芯をとらえる感覚。すべてがこのバランスに始まり、このバランスを応用していろんな乗り方に広げられるのです。
 平地で走りながらサドルからお尻をあげて、両ペダルを同じ高さ(水平です。あくまでも水平。地面の傾斜と平行ではありません)にして両ペダルの上に全体重を乗せるようにします。そう、丁度両足で地面を踏みしめている感じ。
 わかりづらければ、バイクから降りて、ペダルを踏む位置に両足の位置をセットしてなにも考えずに地面に立ってみてください。その自然体のバランスをペダルの上でやってあげるだけなんです。
 そのバランス状態のまま、そっとハンドルのグリップを握る。自然と状態の力が抜けると思います。
 あとはいつもニコニコしながら走ること。笑顔になると身体の余分な力が抜けるから余裕をもったライドができます。
 今度ライドするとき試してみてください。