本日、トレイルストアはオープン6周年を迎える事ができました。なんとか続いています。みなさまに感謝です。ありがとうございます。
 日本のマウンテンバイクの環境は一進一退というところでしょうか。
最近の自転車ブームの影響で、マウンテンバイクにも感心を持たれる方も多くなったとは思いますが、ロードやクロス、シングルスピードなどと違い、フィールドと密接に関係しているので、単純にマウンテンバイク人口が増加してもハード(自転車)とソフト(フィールド)のバランスがとれなくなると、誰にとってもあまり歓迎されないこととなると思います。
 関東という地域でいうと、秋から多摩地方のトレイルでライドされる方がかなりの勢いで増加して、基本的にはみなさん、マナーを守り、トレイルを守るようなライドを心がけていますが、なんでその場所が走ることができるのか、また、走り続けていられるのか、ということにはなかなか考えが及ばないんじゃないでしょうか。
 多摩地方のある有名なトレイルは僕もしょっちゅうライドに出かけますが、そのトレイルのある地元のライダーなどが自治体や地主さんと話し合って、ずっとライドできるように働きがけをしてくれていたり、地主さんの許可を得て、トレイルの補修などを行っています。こういうバックグラウンドがあって、僕らは楽しくそのトレイルをライドできるわけです。
 それでも最近は少しずつ良い面が見えてきたかな。
 先日のFREERIDE GAMES 9の舞台となったさがみ湖プレジャーフォレストのマウンテンバイクフィールドが整備され、気軽にトレイルライドができるようになったことや、日本マウンテンバイクガイド協会が設立されて、誰もが最初から楽しくライドできる環境ができてきていますから。
 この「遊び方、遊び場所、遊ぶ作法」というソフトウエアとハードウエアのバランスがとれたときに、初めて日本でマウンテンバイクが根付くんだと思います。
 そうなれるように、トレイルストアはこれからも努力していきます。

 今日はもう一つおめでたい日でした。裏の世田谷公園にスケートボードパークがオープンしました。スケーターが地道に17年前から署名運動やマナーの徹底、講習会などを開催してきて実が結びました。
 決して広いスペースではないですが、フラットエリア、テーブルトップからクオーターランプなど初心者から上級者まで楽しめるデザイン。スケートボードのほか、BMX(バイクのセッティングに対してのルールがあります)、インラインスケートも楽しめます。
 今日のオープニングセレモニーには、スケーターやBMXerなど500人以上来てたかも。懐かしい顔ぶれも沢山来ていて、みんな子供のように目をキラキラさせながら真新しいパークを楽しんでいて。
 このスケートパークの利用は登録制なので、ワダも早々と登録してきました。パークから一番近くの常連になるかも。ワダがスケートボードにドップリハマっていた高校生時代からすると、無料のパークが近くにできるなんて夢のような現実です。