27.5や29だったりワイドだったりプラスだったりファットだったりと、最近のマウンテンバイクのタイヤのエアボリュームは増えています。

 チューブレスレディータイヤやシーラントの普及によってタイヤのパンクはめっきり減りましたが、それでもパンクするときはします。

 バックパックなどに携行できるミニポンプですが、携行性能を考えると軽くて小さい方がいいのは当たり前なのですが必然的にポンピングの回数は増えてしまって、ポンプによっては4-500回ポンピングしないと適正空気圧にならなかったりして、ライドの翌日腕が筋肉痛・・・ハテ、なぜ?と思ったらパンクからのポンピングのせいだったなんて実際にあったことです。

 このZEFALのMT01、たしかに収納性はよくありません。 全長340ミリ、重量300グラムと携帯ポンプとしては大きい方。

 でも実用性を考えるととても優れています。

 

 まずはフロアポンプのように地面に置いてポンピングできるので、腕の力に頼らなくても体重を使ってポンピングが出来ます。

 ポンプはテレスコピックタイプで、約2倍の長さに伸びるので一度に送れる空気量がとても多い。

 ためしに27.5ホイールの2.4インチタイヤに空気を入れてみたところ、約80回のポンピングで25PSI入れることができました。

 ホースも長めなので作業がしやすく、バルブを傷めづらくなっています。

 ボディはアルミ製で頑丈。ボディの底には滑り止めを装備。ホースの収納もスマートです。

 5,000円(税別)