組み上げた29erのホイール。


 KUWAHARAのDIAVOLO V2ハブにIBISの938アルミリム。


 KUWAHARAのDIAVOLO V2ハブは、クリスキングやHADLEYなどのプレミアムなハブまで手が出せないけれど、ミッドレンジで性能がいいもので、というなら一番におススメできるハブです。


 V2になってからリアハブのラチェットは前モデルの120ノッチから150ノッチへと大幅アップ。回転させてみるとわかるのですが、ラチェットの抵抗が低く、きわめて小刻みな「ジジジ」という感触が伝わってきます。もちろん、ペダルを踏み込んだ時の反応の速さと言ったら・・・・


 回転部分に使われているベアリングはすべて日本製。とてもなめらか回転。


 フロントはスタンダードからブーストまで、リアも135ミリ幅から142、148ブーストとほぼすべての規格が揃っています。


 IBISのリムには、数少ない29インチのワイドリムがあります。今回チョイスしたのは29インチ用の内幅34ミリ、外幅38ミリの938リム。

 


 幅広だけれど重量は565g。


 2.3インチ前後のタイヤとの相性がよく、タイヤの性能を引き出してくれ、低圧でも腰砕けの少ないライドが楽しめます。


 スポーク穴もオフセットされているので、スポーク長が左右ほぼ均一になりテンションバランスのとれたホイールに仕上がられます。


 さあ、このホイールを組み込んで、どんなバイクが出来上がるのか・・・・