ロッキーマウンテンの試乗会のときにも「たのしー!」と笑いながら走れたバイク、GROWLER。


 初代GROWLERは27.5プラス規格のホイール&タイヤでしたが、この第2世代は29ホイールで2.6インチ幅という「いまどき」の規格でやってきました。


 29ホイールと2.6インチ幅という絶妙な組み合わせによる軽快さとグリップ走行の共演。


 フレームのジオメトリーも見直され、「いまどき」なスラック(寝た)したヘッドアングルにキリッとたったシートアングル。


 リアセンターも短めで、タイトなターンや切り替えしなどもとてもやりやすかったです。


 お店のストックは最上位モデルのGROWLER 50。(218,000円/税別)サイズはSサイズです。


 全体写真だと見えづらいですがフレームをアップするとこんなきれいなブラウン。フレーム後部は光沢のあるブラックとなっています。

 


 銅色のロゴと相性がよくて大人っぽい雰囲気。


 フォークはROCKSHOXの35 GOLD RL。140ミリトラベルのエアスプリングサスペンションです。

 


 前タイヤはWTBの名作VIGILANTEの2.6、後はTRAIL BOSSの2.6。リムもWTBで相性ばっちりです。


 この2.6インチ幅というタイヤ、プラス規格(2.8-3.0幅)と比べるよりも、ちょっと太いトレイルタイヤみたいな存在です。

 


 走行抵抗が大きすぎず、2.3-2.5幅ぐらいのタイヤでのライドに慣れている方にとっては頼もしさしかありません。それぐらい走破性がアップします。29インチホイールの滑らかな走行感がさらに高まります。


 ドライブはSRAMのEAGLE 12速。SX、NX、GXを使い分けています。29ホイールだともうなるたけ低いギアレシオは手放せないでしょう。いい組み合わせです。

 


 ブレーキはシマノMT420とMT400。前が4ピストンキャリパー、後が2ピストンキャリパーとなっています。

 


 シートポストはロッキーマウンテンのオリジナルドロッパーシートポスト。インターナルケーブル仕様です。サドルはWTB VOLT RACE。

 


 トレイルライドではもちろん、アイデア次第で遊び方が広がるバイクです。2020モデルのハードテイル部門では自分的にはナンバーワンバイクです。