みなさんのマイバイクのサスペンションフォークやリアショックは定期的なメンテナンスが必要です。

 ほとんどのフォークやリアショックはダンパー(減衰)のためのオイルと、ストローク(作動)のためのオイルが別になっています。

 フォークやリアショックのインナーチューブを目で確認してオイリーな感じかオイルと汚れが混ざったものが付着しているのが作動用オイル、撫でてみるとヌルっとしたらそれです。

 フォークやリアショックはこの作動用オイルでインナーチューブとケース側のブッシングやシールの間に被膜を作って抵抗を減らし滑らかなストロークを実現しています。

 もちろん使っていくうちにオイルはどんどん減っていきます。たとえばFOXのリアショックの場合FLOAT FLUIDという専用のオイルが5cc入っているのみです。フォークはだいたい15~30cc入っています。

 作動オイルがなくなるとダストシールやブッシング、インナーチューブの傷めます。もちろんストロークも本来の性能を発揮しません。

 フルオーバーホールはメーカーの推奨で話すとFOXは125時間のライドごと、ROCKSHOXは100-200時間のライドごととなっています。

 作動オイルとダストワイパー、リアショックではエアシールなどの交換はもう少し短い期間で点検、メンテナンスをおススメします。

 インナーチューブがオイリーな感じでなかったら、フォークのダストワイパーが乾いていたり亀裂が入っていたり、リアショック同様。

 サスペンションフォークやリアショックのメンテナンス、いつでも受け付けています。マイバイクをいつもナイスコンディションでライドするために。