ペダリングしているとき、ニュートラルなポジションで乗っているとき、なにか大きなモーションで乗っているときじゃなくてさりげない、普通な動作のときのフォームを観察することって結構勉強になります。

 ペダリングしているときなら、頭の向きや上げ方、背中、腕、手首、腰、ヒザ、足の先までの連なりよう。

 上手いライダーや速いライダーを見ると、この連なりに一貫性があって、パワー伝達ができていて、なんというのかな、淀みのない感じ。結果フォームがきれいな人が多い。

 ニュートラルポジション(漕いでないでペダルが水平でバイクの芯に乗っている状態)のときもそう。

 手首足首、ヒザ、ヒジ、腰、背中、頭まで連動して一貫性をだしている。

 ペダリングを頑張っているけど思ったパワーが出ないのなら、例えばヒザの向き一つでパワー伝達が途切れているのかも。実際にそういうことあります。

 フォームがきれいだなあと思うライダーのそういうところを観察してマネしてみるのもいいですよ。