ディスクブレーキでブレーキングの度にキュイーとかブオーンとか音が鳴ってしまうことがあります。

 ブレーキパッドやローターに水分や汚れがついていて鳴ってしまう場合はちょっと乗っていると音がやんで治っちゃうこともあるけれど、どうしても音がやまないときはディスクローターの熱ダレが原因の場合も。

 以前に某メーカーの開発の方に聞いたんだけれど音が鳴る原因のひとつはブレーキング時の発熱(高熱)によってディスクの表面が変化、変色して、それを顕微鏡で拡大してみたら表面がササクレだった状態だったそうで、そのササクレがビビッて音が発生していたそうです。ローターの温度は400度まであがっていたらしい。

 そのメーカーは放熱効果を高めたローターを開発して高熱が原因の音鳴りを減少させました。

 音鳴りが気になったらディスクローターの状態もチェックしてみてください。青黒く焼けた状態は高熱が発生して表面が変化した証。

 制動力は落ちてないのに音が気になるようなら思い切ってディスクローターの交換もありです。