3連休の日/月で、伊豆の西側松崎町をベースにマウンテンバイクガイドツアーを行っている山伏トレイルツアーにおじゃまして超楽しいツアーをしてきました。

 日曜日の早朝は霧雨模様でしたがすぐにそれもあがりノー問題。1月にしては寒さも和らいでいてとくに山の中は静かでおだやか。

 今回のツアーはトレイルストア的にも山伏トレイルツアー的にも最大人数となり搬送車3台体制で臨みました。

 松崎町のツアールートをメインにスタート。

 雨の湿り気はまったく影響なくかえって路面を締めてくれて走りやすい。伊豆特有のポリネシアン調の複雑な植生の森の中を進みます。

 ほとんどの方が山伏トレイルツアー経験者ということもあり、大所帯でもとにかくスムーズ。あちこちでワー!とかイエーイ!とか歓声を上げながらライド。

 あっという間に1日目の午前のライドが終わり、午後は違うルートをライド。
 

 ルートが多岐に渡っていて、その日のコンディションやライダーのレベル、好みで選択できるところもいい。
 

 ガイドのボス「ヘーマ」と12月からのスタッフの「シュータロー」もいい味を出しながらエスコートしてくれます。

 1日目からたっぷりとライドを楽しんで、夕食はお待ちかねの「新年大宴会」。地元名店「民芸茶房」の奥座敷「飛翔の間」にてこれでもかととんでもなくおいしい海の幸のオンパレード。まさにオンパレードという言葉がピッタリな多彩な海の幸の料理でテーブルが埋め尽くされました。

 その後は有志で2次会スタート。いやー笑った。翌日顔と腹筋が痛くなるほど笑いました。これだけマウンテンバイク漬けとなっているメンバーなのに自転車の話は1パーセントもなかった。失礼だけれど年齢層が高いのに健康や身体の話もなかった。ひらすら笑い転げるような話ばかりでした。大丈夫か明日のツアー。。。

 翌日はドピーカン。冬の伊豆にしては珍しく風が穏やかでさらに快適ななか早速ライド。
 
 

 2日目は隣町の南伊豆のトレイルへ。こちらは山の頂上にある湿原のまわりのトレイルからスタートします。原生林のなかゆるやかなアップダウンが続くトレイルには、長年の降雨によって浸食されたミニグランドキャニオンのような場所のほか、イモリやサンショウウオなどが棲む小川などがありとても原始的。シュータロウがヤゴとアカハライモリを見つけてました。
 アカハライモリの粘液にはフグと同じ猛毒があるそうで、イモリを触った手で目をこすると失明するそう。手に取ったシュータロウはイモリを逃がしたあとに小川でよく手を洗ってました。
 

 ライド以外の楽しみを交えながらツアーは進みます。山伏のトレイルはナチュラルさ加減がよく、時にしてスムーズ、時にしてスリリング。適度な緊張感のあるトレイルは最高。

 午後は再び松崎町のトレイルをライド。

 数本のトレイルが枝分かれする広場で定番の「コダマ」写真。イエーイ!
 
 

 この日もたっぷりとライドしました。
 

 いろいろな場所でいろいろなトレイル、里の雰囲気、時間の流れ、食べ物、そして人などと触れ合うのもマウンテンバイクの一つのだいご味と思います。

 今度はご一緒に!